30年ほど前、カップ焼きそばのCMに登場したウーパールーパーという動物が大ブームになりました。ウーパールーパーはメキシコ原産の両生類で、正式名はメキシコサラマンダー。顔の両側から飛び出したエラと、まるで笑っているかのような愛嬌のある顔がウケにウケ、飼い始める人が続出したものです。
しかしブームはアッという間に去り、やがて話題にも上らなくなりました。彼らはその後、どうなったのでしょうか。原産地のメキシコでは生息数が激減。絶滅の恐れがあるため、国際商取引が制限されています。しかし日本では、かつて輸入したものの繁殖が続けられていて、今もペットショップなどで扱われています。
ただしペットとしての人気は高いとは言えず、売れ行きもイマイチ。このため、養殖業者は別の方法でウーパールーパーを再ブレイクさせたいと考えているようです。別の方法とは、ズバリ食用。白身魚のような淡白で上品な味わいがあるということで、すでに一部の飲食店ではウーパールーパーの唐揚げや焼き物が提供されています。ウーパールーパーはメキシコでも食用になっていて、食べると、ある効用が期待できるという言い伝えがあるそうです。その効用とは?
(1)精力増強
(2)発毛
(3)不老長寿
答え:(3)
出題:浜川卓也