「父親もジャニーズ」Hey!Say!JUMP岡本圭人が受けた“スター英才教育”の画像
「父親もジャニーズ」Hey!Say!JUMP岡本圭人が受けた“スター英才教育”の画像

 昨年の日本テレビ系『24時間テレビ』で、初メインパーソナリティーを務めたのを機に、注目を浴びたHey!Say!JUMP。昨夏にスタートした初の冠バラエティ番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)も評判はよく、番組改編期という危機を乗り越えている。これによって、山田涼介や知念侑李、有岡大貴や八乙女光らバラエティ番組にレギュラー出演中のメンバー以外も脚光を浴びるようになった。伊野尾慧はイジられキャラとして活躍中、中島裕翔は主演映画『ピンクとグレー』の反響もよく、実力派俳優として引く手あまただ。

 そんな中、父が元・男闘呼組の岡本健一という超サラブレッドの岡本圭人も露出が増えてきた。岡本のセールスポイントは、ジャニーズ初の親子アイドルということだ。さらに語学堪能のインテリボーイでもある。父親である岡本健一は、岡本が小学4年生の時、9歳でイギリスに単身留学させるという厳格な教育を施した。まだアルファベットさえわからない岡本は、ローカルスクールに入学したあともまったく英語を話せないまま過ごす。半年間は、会話らしい会話も交わせなかった。

 しかも、ホームステイ先のホストファミリーは、ロシア人だったそうだ。そのため学校では英語、家ではロシア語という複雑な状況に陥り、英語より先にロシア語を習得してしまった。のちに「生きるため」、一念発起して死に物狂いで英語を学んだ。食べたいものを、オーダーできるようになるためだ。イギリスはサッカーが盛んなため5年間、サッカーもやった。これも生きる術を学ぶ大きなきっかけだったという。

 帰国後は、父が出演する舞台を頻繁に観た。日本のステージというものに魅了されつつあった頃、初めて父親の出演作以外の作品を鑑賞する。それがタッキー&翼・滝沢秀明の作・演出・出演舞台『滝沢演舞場』だった。そこでのちの仲間となる中島など、同世代が奮闘している姿を見て、芸能界入りを決意したという。「そろそろ本当の気持ちを言わなきゃ」と突き動かされ、それまで秘めていた気持ちを初めて父親に打ち明ける。

 バイリンガルで、父親譲りのギターのうまさも目を見張るものがある岡本。デビュー10周年目突入記念となる今年、「オカケン」のDNAを継承した「オカケイ」がブレイクするのを楽しみに見守りたい。

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