2月19日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に森三中の黒沢かずこ(37)、大島美幸(36)らが出演。浜田雅功(52)から、先輩である島田紳助(59)、明石家さんま(60)らのギャラ交渉術を伝授される場面が見られた。
さまざまな芸能人が本音で語る同番組。「本音でハシゴ酒」コーナーに出演した黒沢がズバリ、ギャラの交渉法を浜田に尋ねた。浜田は「ギャラ交渉なんてしたことない」と否定したが、浜田によると、さんまの場合は「月なんぼくれ!」とストレートに交渉するのだという。
また、紳助は巻き物に細かく「私はこの番組この番組をやってます。この番組はなんぼもらってます。で、私が1億円プレーヤーになるのには、あとナンボ足りません。ちなみに私がやってるこの番組を、山田花子がやった場合……」と書き込み、それを交渉に持っていったという。
黒沢はこれまでマネジャーにギャラの相談をしたことはあるのだが、「払ってもらってる分が少ないので、逆にこちらから多く出しています」と、テレビ局のギャラ自体が少ないことを説明されたと嘆いていた。また大島は給与明細に、テレビ局から支払われている金額が書かれていないことを、他の芸人さんが見て驚いていた、とも語った。
「吉本のギャラが安いことは、たびたび芸人本人から指摘されていますが、実際、他の事務所に比べて破格に安いのは事実です。紳助さんのように副業に精を出して、本業のギャラの安さをカバーしようとする芸人も多いですね。ネームバリューを活かして飲食店をやるのがその一例ですが、すべてが成功するワケではないのが辛いところです」(芸能プロ関係者)――華やかに見える芸能界だが、面白いだけではなかなか生き残っていけない、厳しい世界のようである。