解散騒動によって、改めて日本国民に必要とされていることがわかったSMAP。今年1月、メンバーを支え続けたマネージャーの去就問題が表沙汰になったため、3月の番組改編期前の特番では、以前と比べてSMAPの出演はガクンと減ってしまった。毎年、中居正広はこの時期、司会者という立場で2、3本の特番を回していたが、今年は0本だ。
そんな中居、最近は「結婚できない」キャラを浸透させるべく、「女性と長時間一緒にいられない」「人を家にあげたくない」といった旨の発言を繰り返している。それはあながち嘘ではなく、神奈川県藤沢市在住時代の友だちのひとりであるRIP SLYME・SUは、中居家に行く前にはかならず新しいスリッパを購入し、それを履いてから部屋にあがるという。中居の神経質ぶりを物語るエピソードだ。
しかし、さかのぼることおよそ20年前、まだ国民的アイドルとまではいかない20代の頃、中居の住んでいる部屋は超絶汚かった。当時の飲み仲間であった出川哲朗の証言によれば、その頃は東京・中野のスナックなどで遊んだあと、中居が住んでいたワンルームマンションに行っていた。そこは、男のひとり住まいを体現するような汚さで、出川いわく「足の踏み場もないとはこのことだ、ぐらいゴミ屋敷」だったという。
コタツやリクライニングシートでそのまま眠ってしまうのが常で、ベッドの上にはカップ麺の食べ終わったあとのゴミや着替えが散乱。さらにトイレには、新聞が山積み。野球欄の1カ月分ぐらいが積み重なっていた。いまも変わらぬ野球マニアの中居。新聞に載っていた選手の打率・防御率を頭の中に叩きこむことが趣味で、用なしとなった新聞は廃品回収ではなく、トイレに放置していたようだ。
当時からすでにSMAPのリーダーを名乗っていたが、現役アイドルと思えないほどの汚部屋だったらしい。その惨状は、テレビで紹介されるような「ゴミ屋敷特集」でとりあげられても、ひけをとらないくらいのものだった。
ちなみに、現在は1年に1回、先のSUら学生時代の仲間が大掃除のために来てくれるのだとか。ズボラなその本質は、いまだ変わっていないのかもしれない。