次のディーン・フジオカは誰? 海外で活躍している日本人俳優たちの画像
次のディーン・フジオカは誰? 海外で活躍している日本人俳優たちの画像

 朝の連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)に「五代ロス」からひと月後に再登場した五代様に、ネットでは歓喜の声が上がっていた。現在ブレイク中の五代様ことディーン・フジオカ(35)は、アジアを中心に活動する国際俳優。日本での知名度はそれほど高くなかったが、朝ドラ出演で一気に火がつくことになった。ここでは、国内ではあまり知られていないけれど、海外では有名な日本人俳優を紹介したい。

 まずは、タイの映画界、芸能界で一世を風靡した日本人俳優・大関正義(42)だ。実は、彼が初めてタイを訪れたのは2003年のこと。そして、その数週間後にはタイでのミュージカル出演が決まっていたというから、運命とは不思議なものである。以降は、タイに居を移し、映画、舞台、テレビドラマなどで活躍。2010年には、タイ日友好通商123年を記念して作られた映画『YAMADA samurai of ayothaya』で主演を演じるまでに。いまやタイで「サムライ」といえば大関なのだ。

 次に、中国でもっとも有名な日本人、矢野浩二(46)である。彼は日本ではほぼ無名であったが2001年に単身北京に渡ると本領を発揮。中国のドラマ、新聞、雑誌などで活躍し、2007年10月の『ニューズウィーク日本版』では「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。今年からは日本に拠点を置くらしく、次なるディーン・フジオカ候補ともいわれている。

 現在台湾で人気の女優・田中千絵(34)は、もともとは日本のアイドルだった。1998年『美少女H』(フジテレビ系)でドラマデビューすると、その後、2005年頃から台湾映画界に移行。2012年には内閣府の「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」に、女子サッカー選手の澤穂希(37)やモデルの富永愛(33)とともに選ばれた。

「かつては遠かった海外の芸能界も、今では交流も盛んになり身近なものになりました。日本は現在タレントが過密状態です。海外に行けば日本人というだけである程度のキャラが立つので、現地タレントより有利になります。今後も海外に進出するタレントは増えていくのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)――海を越えて世界に羽ばたく日本人たち。今後もその動向に注目していきたい!

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