堂本剛「ももクロにも楽曲提供」の異端アイドルぶりの画像
堂本剛「ももクロにも楽曲提供」の異端アイドルぶりの画像

 既存のジャニーズアイドルとは違う道を開拓中のKinKi Kids・堂本剛。彼がジャニーズの仲間以外に、初めて楽曲提供をした。その曲はももいろクローバーZの4thアルバム『白金の夜明け』に収録された『桃色空』だ。このアルバムは、売り上げチャートで2週連続首位となっている。同日発売の3rdアルバム『AMARANTHUS』と差が開いたのは、剛の楽曲によるところが大きいともっぱらの噂だ。

 剛が目指すところはアイドルというより、アーティスト傾向にある。2月には全9公演のソロコンサートを即日完売&大成功させて、改めて根強い人気を証明した。今年はデュオとして結成20周年に突入する記念イヤーだけに、さらに活発な活動が見られそうだ。

 そんな剛がここ数年、就寝前と起床後に必ずやっていることがある。部屋の神棚に手を合わせることだ。剛は古都・奈良出身で、郷土愛がかなり強い。三十路前後から特にふるさとの古都を意識するようになり、2011年には奈良県内の天河神社で書いたソロ曲『縁を結いて』をリリースした。作詞したのもミュージックビデオを撮ったのも、天河神社だ。神社がある奈良県吉野市は父が生まれ育った場所で、05年あたりからプライベートで何度もこの場所を訪れている。

 そんな影響もあるのだろう。剛は「おはよう」と「おやすみ」の気持ちで、毎朝お水を交換して、「マイ神棚」に手を合わせるそうだ。なにか念を込めるというのではなく、一日の始まりと終わりに、「軽くシェイクハンドをする感覚で」手を合わせ礼をするという。そうすると自分のルーツを感じ、本来の自分を保てるような気になれるそうだ。

 いつまでも周りに流されず、常に自分らしくあろうという剛ならではのエピソードである。

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