お笑いコンビ・ピースの又吉直樹（３５）が、４月よりニュース番組『ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ』（日本テレビ系）の新キャスターに就任することが発表された。小説『火花』で芥川賞を受賞したことで大きな注目を浴びた又吉は、２０１５年には『ＮＨＫ紅白歌合戦』で審査員を務めるなど、今やすっかり文化人の色が強い。そんな芸人以外の活躍が目立つ又吉に対してネット上では「もうお笑いのイメージが消えてる」と指摘する声が上がっているが、一方で「ポストビートたけしは又吉で決まりだろ」と、その才能を褒めるコメントも上がった。
「又吉に寄せられている“ポストビートたけし説”ですが、あながち間違いではありません。北野武として映画で地位を確立したビートたけしと、純文学の世界で小説が高く評価された又吉は“極度の人見知りであがり症”という性格上の共通点があるんです。破天荒なイメージのあるビートたけしですが、そういった内面のネガティブさを隠して、制作に没頭してきました。そういった意味で、二人には似た部分があるんですよね」（エンタメ誌記者）
又吉は１月に放送された『アッコにおまかせ！』（ＴＢＳ系）で「２作目に着手した」と発言。次作の結果次第では、“ポストビートたけし説”がより現実味を帯びる可能性は高い。又吉がどんな作品を生み出すのか、また『ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ』でどのように世相を斬るのか、今後の活躍に注目したい。
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