東京五輪の演出家に「ビートたけし待望論」高まる!の画像
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 ビートたけし(69)が、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の聖火台設置問題に苦言を呈した。これまでたびたび「五輪開会式の演出家」に名乗りをあげてきたビートたけしだが、世間からも待望論が高まっている。

 ビートたけしは12日、自身が出演する番組『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で、「開会式を考えて劇場をつくらないとだめ。競技場をつくってから考えてもだめ」と発言。また、「事前に演出家チームを入れておけば、聖火ランナーが競技場に入ってきたらこうしたいって言える。それに合わせた競技場をつくれる」とコメントした。

 ビートたけしはこれまでスポーツ紙のインタビューなどで「(五輪の演出家は)俺しかいない」と語ってきた。そのたびにビートたけしからは、「聖火ランナーは大塚家具の親子」「開会式で10万人のコマネチ」など冗談めいたプランが出ていたが、ここにきてネット上ではビートたけしを演出家として希望する声が高まっており、「もうたけしが全部演出しちゃえばいいんじゃないか」「エンブレムも会場も演出も何もかもおんぶにだっこでいきましょう!」という声が続々とあがっている。

「本人は招致前の段階から本気でオリンピックの演出をやりたがってましたから、アイデアもずいぶん温まっているハズです。2008年の北京オリンピックの演出家は映画監督のチャン・イーモウ氏(64)。2012年のロンドンオリンピックの演出家は映画監督のダニー・ボイル氏(59)。たけし本人も指摘していますが、これまでオリンピックの開会式の演出は映画監督が務めてきました。日本では誰がそれに適任かといえば、世界的に評価の高い名監督・北野武以外にはありえないでしょう」(スポーツ紙記者)

 進展の見えない2020年東京五輪・パラリンピック問題の数々。この日の番組でビートたけしは「(新国立競技場を)全部作ったあとに演出家を呼んでも無理。新しいことは出来ない」と肩を落としていた。

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