前にも、このコラムでお伝えしましたが、群を抜いた成績のルメール騎手。先日の中山、弥生賞では1番人気のM・デムーロ騎乗のリオンディーズを破り、ルメールのマカヒキが優勝。皐月賞に王手をかけました。

 このルメール騎手は、弥生賞の前日と合わせて18戦9勝。2、3着がそれぞれ2回。神がかり的な活躍を見せました。今年に入り約2か月余りで42勝と大攻勢。連対率は・398で、2位のデムーロ騎手が・329ですから、存在感を見せつけています。また、馬券の対象となる3着も含めると・554。2回に1回以上はルメール馬券。そんなルメール騎手に騎乗依頼が殺到し、うれしい悲鳴を上げています。

 さて、今週は皐月賞トライアルの「スプリングS」です。内回りの芝1800メートル。横綱級の大物ロードクエストが登場。これに新馬→京都2歳Sを連勝のドレッドノータス。また、若竹賞を快勝して2連勝のジークカイザー。そしてセントポーリア賞を圧勝、2戦2勝の超良血サトノキングダム。魅力ある有力馬が虎視眈眈。注目はマイネルハニー。前走の東京芝2000で余裕の独走。雨が降り続く馬場が味方したとはいえ、2分2秒1は出色。昨年のキタサンブラックに似たタイプで、先行力と勢いが不気味です。

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