日本人メジャーリーガー「現地での本当の評価」大暴露!の画像
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 4月の開幕を前に盛り上がっているのは、日本球界もメジャーも同じ。特に今年は、マエケンこと前田健太(27)の初渡米など、日本のファンにとっても見どころが多い。本誌は、そのマエケンを含めたサムライ選手の現地での“本当の評価”を聞いてみた。

 マエケンで気になるのはやはり“低年俸・高出来高”という異例の契約内容だろう。メジャーリーグに詳しいスポーツジャーナリストの福島良一氏によると、「これは肘に問題があると判断されたから。投げてみるまでは本当の実力は分からないというイメージを持たれているようです」 ぜひマエケンには本領を発揮し、不安評価を吹き飛ばしてもらいたいものだ。

 では、大リーグ3000本安打まで、あと65本に迫ったイチロー(42)はどうか。コンスタントに出場できれば、今シーズン中の達成は十分可能だが、現地では「第四の外野手という扱いは、今年も変わらない」(前同)という。さらに、「新しくマーリンズの指揮官に就任したドン・マッティングリー監督は“昨年のイチローは必要以上に出ていた”“彼が大記録を達成する可能性は高いが、私はチームの勝利を優先する”と明言した」(同)というから、厳しい目で見られているようだ。

 また、オフに右肘の手術をした田中将大(27)は、「先日、ニューヨーク地元紙が“誰が真のエースか?”と題した記事の中で<田中は1億5500ドルの男ではない>といった表現をしています。手術の影響もあって、無事シーズンを過ごせるのか、疑問が残るということのようです」(同)

 一方で、「活躍間違いなし」と目されているのが、ダルビッシュ有(29)。昨年3月に受けた右肘靭帯再建手術の影響で、復帰は今年6月以降とみられるが、「すべてのメジャーの選手の中で“今年活躍が期待される2番目の選手”との評価です。たとえ終盤の4か月しか出場できなくとも、インパクトを十分に残せるだけの活躍ができると信じられています」(同)

 また、レッドソックスの上原浩治(40)にも、期待が集まっているという。「今年は、クローザーから3年ぶりに中継ぎに復帰します。これはナ・リーグ4年連続セーブ王のクレイグ・キンブレルを獲得したことによる配置転換なんですが、決して“降格”ではありません。これにより、今年のレッドソックスに田沢、上原、キンブレルという“勝利の方程式”ができあがるんです」(同)

 また、ドジャースへの移籍が破談になるなど、紆余曲折を経てマリナーズと再契約した岩隈久志(34)は、「フェルナンデスに次ぐ、チームでナンバー2の扱いは変わりません」(同) 昨年は、メジャー移籍後、最低の成績に終わったが、今年はその悪夢を払拭する大活躍を期待したい。

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