スマホで酷使「疲れ目」に効果的な食材はコレだ!の画像
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 日々パソコンやスマホと睨めっこしていて、目の痛みや視界の霞み、あげく頭痛になる、そういった経験はありませんか。そんな時は休憩をしたり睡眠をとって体調を整え、次の日に臨む! ということができればよいのですが、寝ても治らず、疲れ目や頭痛が続くことがあるかもしれません。

 そのような人の症状は眼精疲労と呼ばれます。休憩で回復するのが眼疲労、症状が回復しないで続くのが眼精疲労です。眼精疲労の6割程度がドライアイの人でその逆もまた然りだそうですので、ここでは乾燥を防ぐ手助けをするなど、目によい栄養素や食材を紹介します。

●ビタミンA
目の粘膜保護に努め、網膜の働きを促し涙の量を保つため、乾燥を防ぐ役割をします。またロドプシンという色素を作ります。
含む食材:レバー、ホタルイカ、うなぎ、銀だら、卵、チーズ等。

●アントシアニン
ロドプシンの再合成を助けます。ロドプシンが光に当たることでビタミンAに分解され、再度ロドプシンに再合成されるのですが、酷使すると間に合わず減少します。それを防ぐ役割を担います。さらに眼精疲労の回復や網膜にある毛細血管を強化、保護します。
含む食材:基本紫色の食材、ベリー系、紫キャベツ、ぶどう、ナス、黒米等。

●ビタミンB群
B1が神経伝達の手助けをし、B2が粘膜の保護に努め、B6が水晶体の成分の吸収を助け、B12が神経細胞を修復する役割をします。
含む食材:レバー、うなぎ、卵、のり、マグロ、カツオ、貝類等。

●ビタミンC
毛細血管を強くし、目の老化を防ぐ手助けをします。
含む食材:のり、赤・黄ピーマン、パセリ、ケール、明太子、柿等。

●タウリン
角膜の正常な維持に努め、疲労を緩和します。
含む食材:貝類、タコ、カツオ、ブリ、アジ、サンマ等。

●DHA
網膜の機能を向上します。
含む食材:マグロ、ブリ、うなぎ、サンマ、サバ、イワシ、アジ等。

●ルテイン
網膜を紫外線等から保護します。
含む食材:ケール、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリー、パセリ等。

 ここでご紹介した食材を組み合わせて、「レバーとナスとピーマンの炒め物」や「マグロのユッケ丼」、「ベリー系とケールのスムージー」等、お好みで作ってみてはいかがでしょう。日々の積み重ねで「いい目」が出ますように!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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