『ラヴソング』低調も…福山「歴代月9」高視聴率伝説の画像
『ラヴソング』低調も…福山「歴代月9」高視聴率伝説の画像

 4月11日にスタートしたフジテレビ系月9ドラマ『ラヴソング』は、福山雅治さん(47)3年ぶりの連続ドラマ主演ということで放送前から話題を集めていました。内容は、福山さん演じる44歳の元ミュージシャンで現在は臨床心理士の男が、児童養護施設で育ち、孤独を抱える20歳の女性と出会い、音楽を通じて心を通わせていくというラブストーリーです。

「結婚後初のドラマ主演でどんな演技を見せるのか?」ということも注目されましたが、第一話放送後は「福山さんの大人のイケメンぶりがたまらなかった」「カッコ良すぎでしょ」と視聴者から賞賛の声が殺到しています。

 しかし、同ドラマの初回平均視聴率は10.6%とやや苦しいスタートです。過去に福山さんが主演した月9ドラマの平均視聴率を振り返ってみると、どの作品も高視聴率だったので今後もっと伸びる可能性はあるかもしれません。

 福山さんが月9で初めて主演を務めた作品は1995年に放送された『いつかまた逢える』です。同郷の男女5人が東京で再会、それぞれの想いがすれ違っていく切ないラブストーリーでした。平均視聴率は20.7%を記録、福山さんは好きな女性の恋を応援してしまう心優しい男性の役でした。福山さんが思いを寄せる相手は桜井幸子さんが演じていました。

 そして99年には『パーフェクトラブ!』で主演、こちらも平均17.0%と高視聴率を記録しました。キャバクラ通いが趣味のナンパ好き歯科医を演じた福山さん、そんなチャラ男と木村佳乃演じる玉の輿狙いのOLが繰り広げるラブコメディでした。

 続いて、2007年には福山さんの代表作として名高い、一話完結型ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン)が放送されます。福山さん演じる物理学科の准教授が新人女性刑事に依頼され、犯行で使用されたトリックを理論的に解明し、事件を解決していく物語です。オカルトや心霊現象を一切信じない福山さん演じるイケメン准教授の、少し変人なキャラが受けて高視聴率を連発します。柴咲コウさんが共演した第1シーズンの平均視聴率は21.9%、吉高由里子さんの共演で13年に放送された第2シーズンの平均視聴率も19.9%と好調でした。

 今回の『ラヴソング』で福山さんは、女性の家を転々としながら生活する、夢破れた元ミュージシャンというダメな男を演じます。そしてヒロインに大抜てきされた藤原さくらさん(20)は吃音症で周りに馴染めない女の子という難しい役にチャレンジしています。

 始まる前には「ヒロインが20歳の女性って、年の差ありすぎて感情移入しにくい」と懸念の声も上がりましたが、『ラヴソング』は単なるラブストーリーではなく、人生に悩む登場人物たちの葛藤を描いたドラマだとのこと。福山さんがどのような演技で私たちを魅了してくれるのか、今後の展開に期待ですね。

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