こりゃ絶景!?「富士山の頂上」からどこまで見渡せる?の画像
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 波打ち際に立つと、目の前には大きな海が広がっています。海と空が交わる水平線は、はるか彼方にあり、簡単には近づけない海の果てのようにも思えます。しかし実際には、水平線は意外とすぐそば。少し泳ぎに自信のある人なら、自力でたどり着ける程度の距離しかありません。

 水平線までのおおよその距離は、中学で習ったピタゴラスの定理(三平方の定理)で求めることができます。「直角三角形の斜面の2乗は、高さの2乗と底辺の2乗の和に等しい」ってヤツです。それで計算してみると、水平線までの距離は見る人の視線の高さで変わりますが、身長1メートルの子どもで4キロ弱。170センチの大人でも5キロほどになります。地上なら、車で10分とかかりません。もっと遠くを見たければ高い視点が必要。視点が高ければ高いほど、遠くまで見渡せます。では、日本の最高峰・富士山の頂上に立つと、何キロ先まで見える計算になる?

(1)160キロ
(2)220キロ
(3)310キロ

答え:(2)

出題:浜川卓也

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