松本人志「堀江貴文の発言は心がない」武田鉄矢も同意の画像
松本人志「堀江貴文の発言は心がない」武田鉄矢も同意の画像

 4月24日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)に松本人志(52)が出演。震災時の放送自粛について堀江貴文氏(43)の意見には「心がない」と感想を述べる場面があった。

 この日、番組では「震災とテレビ番組の自粛を考える」というテーマでトークを展開。堀江の「熊本の地震への支援は粛々とすべきだが、バラエティ番組の放送延期は全く関係ない馬鹿げた行為」という発言をとりあげて紹介した。それについて松本は「僕は堀江さんの言うことは、そこまで間違った事は言ってないなと思うんですけど、この人の言う事は心がないですよね。心がないから、釈然としない所が少しあるんですけどね」と堀江の意見に賛同しつつも、共感出来ないと語った。

 松本の意見にゲストの武田鉄矢(67)も「身も蓋もない言い方をしますよね。あの方は」と同調。震災時の放送自粛については「今回わりと民放さん上手いことやりましたよね」と、報道番組とバラエティ番組のメリハリがあったため、「日本のテレビ業界は前進したと感じた」と評価した。

 松本も「こんだけ極度の緊張の中で中途半端な下手な笑いをするとね、怒りが生まれるっていうのは当然なんですよ。許される笑いと許されない笑いがあるっていうか……。例えばダウンタウンの笑いはこういう時は不謹慎ですね。ダウンタウンはこういう時出る幕はないな、と思いますね」と語った。

 MCの東野幸治(48)が「じゃあ例えば誰が、どういうタイプやったらいいのかなとか(ありますか)?」と聞くと、松本は少し考え「ウッチャンナンチャンとか」と回答。ウッチャンナンチャンは震災時にもOKだが、ダウンタウンは自粛するべきだと、自身のお笑い芸人としての立ち位置を自虐的に分析していた。

「『ワイドナショー』がスタートした当時は、事件を茶化すような危なっかしい発言も目立ちましたが、松本さんのコメントはこなれてきましたね。いい意味で、世間との距離感がつかめるようになったように感じます。時事ネタについて、公共の場で、批判を恐れず個人として率直に意見を述べられる芸能人は数少ないので、新たな『御意見番』としての評価は高まっています」(芸能誌記者)――長らくお笑い芸人としてトップに君臨してきた松本人志だけに、世間も納得しやすい?

本日の新着記事を読む