お手軽シミ対策! 食事で「紫外線に負けない身体」を作る!!の画像
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 紫外線はお肌の天敵。日頃から日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりと対策をしていると思いますが、お家にいる時はどうでしょう。洗濯物干しやゴミ出しなど、少しの時間外に出る機会もありますよね。

 また、雲が出ているからと対策をせず、スーパーや回覧板を渡しにプチ外出とか……。晴天に比べると少なくなりますが、曇天で晴天の半分、雨天で晴天の20%ほど紫外線量があるそうです。

 とはいえ、せめて家にいる時くらいなにもしたくない、敏感肌だから余計に荒れそう……なんて思うこともあるでしょう。そんな時には、日頃の食事で「内側から打倒・紫外線!」です。

 まず、対紫外線で注目の栄養素は「ビタミンC」です。ビタミンCはシミの元になるメラニン色素の生成を抑え、色素の沈着が起きにくくなったり、ハリやツヤを支えるコラーゲンの生成を促進。肌荒れの改善にも効果があります。ほかにも抗酸化作用があり、皮膚の老化に抵抗してくれます。ピーマンやアセロラ、柿やイチゴに多く含まれています。

 次に「ビタミンA」です。こちらも抗酸化作用と、皮膚や粘膜を適切に保つ働きをします。コラーゲンの生成にもひと役買うそうです。レバーや卵に多く含まれます。

 そして、「ビタミンE」は血行をよくし、新陳代謝を促します。さらに抗酸化作用もあり、肌のバランスを整えてくれます。魚卵やモロヘイヤに多く含まれています。

 女性は生理中、女性ホルモンのひとつが作用してシミができやすくなるそうです。ビタミンEは女性ホルモンを増やすと同時に肌のバランスを整えてもくれます。生理中はこまめにビタミンを摂りつつ、日焼け止めなどのケアをするなど特に気をつけましょう。

 ほかにも、トマトが持つリコピンは高い抗酸化作用があります。スイカはそれに加え、β-カロテン(体内でビタミンAに変わる)がトマト以上に豊富なので夏にはもってこいですね。

 紫外線は天敵とは言ったものの、日光浴をしないと今度はビタミンDが欠乏します。ビタミンDの必要摂取量の8~9割は、日光浴をすることで体内で生成されています。ビタミンDが足りないと、気が滅入ったり、関節が動かしにくくなったり、頭に汗をかきやすくなったりします。ですから、あまりにも紫外線量が多い時以外は15分ほどの日光浴も必要です。

 過剰に浴びるとシミになり、全く浴びないとそれはそれで支障があるとはなんとも難しいところですが、あまり神経質にならず浴びてしまったシミの素は食事で改善しましょう!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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