吉川アナ「気軽に“報道やってた”とか言うな」女子アナ勢を叱責の画像
吉川アナ「気軽に“報道やってた”とか言うな」女子アナ勢を叱責の画像

 5月16日放送の『直撃! コロシアム!! ズバッと!TV』(TBS系)に元TBSでフリーの吉川美代子アナウンサー(62)が出演。元石川テレビでフリーの小野木梨衣アナウンサー(29)と、アナウンサーの仕事について口論をする場面が見られた。この日、取り上げられたのは「女子アナのグラビア」について。出演する女子アナ50人のうち15人がYES(アリ)と回答し、報道に携わる立場の人間がグラビアに出演することの意味について、擁護派の女子アナたちの間で議論が交わされていた。

 すると、ここで我慢できないといった具合で、議論に参加してきたのが吉川アナだ。吉川アナは、報道をやるためには大変な勉強が必要だと、まず主張。そしてグラビア出演をした女子アナたちに向かい「そんな簡単に『報道をやっています』なんて言うこと自体が、報道を真面目にやってたアナウンサーには失礼なことだと思うんですよね」と言い放ったのだ。かなり厳しい意見だったが、ここで小野木アナが「そこまで求められてない報道番組だってあるって事ですよ」と反論したところ、吉川アナはさらにヒートアップ。

「すみません、何県で仕事してらしたの?」「例えばね、石川県のニュース読んでる時に、あなたは石川県の予算とか全部言えた? 県議会の議員の数とか言えた?」と矢継ぎ早に質問し「言う必要がなくても、知っていた上で読むのとは全然違うのよ」と、小野木アナにあらためて報道に真剣に取り組む必要性を説いたのだ。

 ここで完全に吉川アナの勝利、と思われたが、小野木アナもまだ負けない。自分の発言の本意は報道をやるアナウンサーも、疲れたサラリーマンの癒やしになるアナウンサーも、いろいろいていいのではないかということだと懸命に説明を試みた。しかしこれにも吉川アナは納得がいかないようで、「報道に関わっていなくても、一度でもアナウンサーって名乗ったら、何かの時に災害報道をやらないといけないんですよ。それくらいの社会的責任がある仕事だってのは、まず知って欲しい」と熱くアナウンサー論を語り始めた。始終、平行線をたどっていた「女子アナのグラビアはアリナシ」議論だったが、最後には吉川アナが「私、(なんで)こんなに熱くなっているの?」と我に返り、出演者たちの笑いを誘っていた。

「吉川アナは2014年にTBSを定年退職してから、『キャスト・プラス』という、タレントやフリーアナのマネジメントを行う、プロダクションの取締役に就任しています。最近はヒール役として、バラエティ番組で最近の女子アナに意見をする姿がよく見られますが、彼女にとっては、これも女子アナに注目を集めるためのお仕事のひとつ。この日の番組はかなり白熱したようですが、いわゆるプロレス的側面も強かったんじゃないでしょうか」(女子アナウォッチャー)——これからも吉川アナの活躍が見られそう!?

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