日本の「水道管の長さ」はなんと、地球○周分!の画像
日本の「水道管の長さ」はなんと、地球○周分!の画像

 小麦粉やバターなどの値上げとは違い、あまり騒がれることはありませんが、このところ全国的に水の値段が上昇。地域格差も大きくなっています。「水道料金なんてどこでも同じ」と思っている人もいるかもしれません。しかし、水道事業は地方自治体による独立採算が原則。地域によってかなりの差があります。

 たとえば、日本水道協会が平成27年に発表したデータによると、山梨県富士河口湖町で20立方メートルの水を使った場合の水道代は835円。同じ量の水を北海道夕張市で使うと6841円もかかるそうです。水道料金は、供給にかかった総コストを給水人口で割って算出します。

 水源から遠かったり、人口が少ない地域は1戸あたりの負担が大きくなります。また、普通の品物はまとめ買いすると単価が下がりますが、水は逆。使えば使うほど単価が上がる仕組みになっています。現在使われている水道管の多くは高度成長期に設置された古いもの。これを取り換えるには莫大な金がかかるため、今後も水道料金の値上げは続きそうです。さて、日本にある水道管の総延長、ざっと地球何周分?

(1)5周分
(2)10周分
(3)15周分

答え:(3)約60万キロ。

出題:浜川卓也

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