あなたの恋人や旦那さん、物覚えはいいほうですか。「帰ってくるときに、コンビニでいいから卵を１パック買ってきてね！」なんてお願いをしても、ケロリと忘れて帰ってきたりしませんか。寝つきはいいほうですか。仕事のストレスや対人関係などの悩みにさらされていて、「家に帰るのすら辛い」なんて言ったりしていませんか。
そんなちょっとだけ「困ったちゃん」なパートナーをひそかにサポートしたいなら、朝は「ペパーミント」のお茶、夜は「カモミール」のお茶を飲ませてみましょう。
爽やかな香りのペパーミントを使ったハーブティーは、二日酔いの改善や胃もたれの解消など、内臓を健康にしてくれる効果があります。抗菌作用、抗炎症作用もあるため、風邪のひきはじめにも有効です。
イギリスの大学の研究によれば、ペパーミントのお茶には脳を覚醒する作用があり、飲むことで長期記憶、短期記憶ともに向上、注意力も高まるといいます。不安や緊張、イライラとした気持ちも抑えるので、仕事に出かける前に飲むのがオススメです。
乗り物酔いの予防にもなるので、朝食後にペパーミントティーを飲ませ、気持ちよく送り出してあげるようにしましょう。昼食後に眠気が襲ってきた際に飲むのも効果的です。大事な会議がある日や、気合を入れたい日、長時間の運転が必要な日には、ポットに入れたペパーミントティーを持たせてあげましょう！
「大地のりんご」という名前を付けられているカモミールは甘く優しい香りが特徴で、古くから薬草として用いられてきました。特に効果が高いのは、リラックス＆安眠。
脳を鎮静する作用があるため、仕事の合間などに飲むと注意力が散漫になって逆効果となりますが、寝る前に飲めば神経を鎮めることができ、深く眠れるようになります。体を温める作用もあるので、冷えや風邪の初期症状の対策にも有効です。アレルギー症状の緩和にも役立つとされているので、寝る前１杯のカモミールティーを習慣化し、体の中から癒しましょう。
ただし、脳そのものが沈静化するために記憶力が落ちてしまうことも!? 昇進試験や資格試験の勉強中は控えておいたほうがよさそうです。
たかがお茶、されどお茶。ハーブティーの効能で上手に彼をサポートし、ステキな男性にランクアップさせちゃいましょう！
わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の１２の涙』（日本文芸社）、『Ｂ型妻ＶＳＡ型夫 毎日がグチＬｏｖｅ』（笠倉出版社）、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』（実業乃日本社）等がある。
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