『99.9』松潤と名コンビ「片桐仁」のマルチすぎる才能の画像
『99.9』松潤と名コンビ「片桐仁」のマルチすぎる才能の画像

 今クールのドラマで高視聴率を誇る、松本潤さん主演のドラマ『99.9-刑事専門弁護士』(TBS系)。嵐のメンバーである松本さんの人気はいうまでもありませんが、香川照之さん、榮倉奈々さんをはじめとする豪華共演者、さらには岸部一徳さん、マギーさんなど芸達者な脇役陣もドラマに花を添えているということで、ドラマウォッチャーから好評を博しています。

 なかでも、松本さん扮する主人公・深山大翔をサポートするパラリーガルの明石達也を演じる片桐仁さんは、独特の雰囲気で異彩を放つ存在です。視聴者から大きな注目を集めていますが、彼はいったいどんな人物なのでしょうか?

 片桐さんは、1973年生まれの42歳。近年は、ドラマや映画を中心に活躍していますが、もともと役者というわけではありません。彼は、舞台を中心に活動するお笑いコンビ「ラーメンズ」の一員としてデビューしているのです。

 学生時代に、片桐さんが相方の小林賢太郎さんとともに結成したラーメンズは、エキセントリックかつシュールなコントでブレイク。お笑いファンから高い評価を得るようになり、テレビで見られないコンビとして、公演は毎回プラチナチケットとなるほど。

 そして、ラーメンズの活動をきっかけとして、片桐さんは舞台から俳優業もスタート。これまで舞台、映画、ドラマなど、数々の作品に出演し、その独特の風貌と演技力で、その地位を確立させてきました。NHK Eテレの長寿番組『シャキーン!』のジュモクさん役でもおなじみです。

 また、多摩美術大学出身の片桐さんは、芸術家としての顔も持ち、粘土作家としても活動。その実力は折り紙付きで、ドラマ『99.9』の劇中にも彼の作品が登場しています。個展も開催しており、現在「不条理アート粘土作品展『ギリ展』」が全国10カ所で開催中です。シャチホコの形をしたメトロノーム「シャチーン」や、土偶の形をしたペットボトルホルダー「ペットボ土偶」など、ユニークな個性が際立つ作品が特徴です。

 他にも、雑誌でコラムやエッセイを連載するなど、マルチな才能に恵まれた片桐さん。ラーメンズとしての活動は不定期ですが、今年は小林さんとのコントを披露する予定もあるとか。『99.9』をきっかけに片桐さんのファンになった方は、違う一面もチェックしてみてはいかがでしょうか?

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