司会者が代わるなどして、日曜日夕方の人気番組『笑点』が今、なにかと話題になっている。そのレギュラー陣の中に、林家たい平も名前を連ねているが、その師匠・林家こん平さんにインタビュー取材を受けていただいたことがある。
あれはもう30年ほど前のことになろうか、東京・下町のお宅を訪ねて、話をうかがった。その時のテーマも、どんなことを話していただいたのかもすっかり忘れてしまったが、こん平師匠のあの明るい笑顔だけは今でもしっかり記憶に刻まれている。
最近、『笑点』メンバーについての週刊誌の記事を読んだら、そこに「こん平師匠は人望が厚く、みんなのまとめ役だ」というようなことが書かれていた。その記事を目にしたとき、アタシは「あの優しくて底抜けに明るい笑顔なら、人も集まってくるだろう」と合点した。
弟子のたい平師匠が『笑点』に出演するようになったのは、こん平師匠が病気で降板したのがきっかけーー。あれから十数年、たい平師匠はレギュラーメンバーの一人として今も頑張っている。
30年ほど前にお会いしたこん平師匠の値千金の素敵な笑顔を久しぶりに思い出し、心が洗われる思いを味わえた。こん平師匠、ありがとう。
●ヴィーナスシリーズ尼崎プリンセスカップ
近頃、腕も器量もいい女子レーサーが多くなってきたが、明るい素敵な笑顔が魅力的な選手がこの開催に2人、出走している。それは、魚谷香織選手(福岡=96期)とその後輩の竹井奈美選手(福岡=104期)。魚谷選手は5月中旬の『ヴィーナスシリーズ第2戦』で優勝し、竹井選手も6月上旬の『ヴィーナスシリーズ第3戦』で優勝を果たした。好調の2人がともに出走する尼崎でのヴィーナスシリーズ。どんな闘いが繰り広げられるのか、とても楽しみだ。