元class日浦、1曲のヒットで「食いつなぐ裏ワザ」を暴露の画像
元class日浦、1曲のヒットで「食いつなぐ裏ワザ」を暴露の画像

 6月11日放送の『あるある議事堂』(テレビ朝日系)に男性デュオグループclassの元メンバー日浦孝則(56)が出演。大ヒット曲『夏の日の1993』の印税に関するウラ事情を、バカリズム(40)らに明かした。

 この日のテーマは「1つのヒット曲で長く活躍している歌手」。日浦は1993年に『夏の日の1993』を出したところ、115万枚を売り上げる大ヒットに。しかしそのあとは徐々に活動がトーンダウンしていき、1996年に解散している。そんな日浦が、長く活躍している歌手のあるあるとして紹介したのが「1つのヒット曲を定期的にこするだけでその都度収入が入ってくる」というものだった。

「こする」というのは、曲を出したあと、ミックスを変えたりベストアルバムに収録したりして、同じ曲を再びCDとして発売すること。日浦は作詞や作曲に関わっていなかったので、カラオケなどの印税が入ってこないため「稼ぎたいと言う場合は、実際にアイテム(CD)を出さないと印税が入ってこない」と説明。実際に『夏の日の1993』はアルバムで3こすり、ベストアルバムで5こすり、シングルで2こすり、コンピレーションアルバムで26こすり、合計で36回もこすっているのだという。この話を聞いたバカリズムは、先日、久しぶりに同曲を聞きたいと思い購入したのだが、思っていたシングルとは違うリミックスバージョンだったそうで、「こんなのだったっけかな」とガッカリしたと語っていた。

「1996年に解散したclassですが、2003年に一時的に再結成。2008年には日浦ではなく、別の男性が加入してオリジナルメンバーの津久井克行(49没)と2人で再々結成しました。しかし2009年には、津久井がすい臓がんで亡くなり、活動はストップしています。精力的に活動していたのは、デビューから3年ぐらいなんですが、こんなにもこすっていたとは驚きですね。他にも同じようなやり方で細々と稼いでいるアーティストは、けっこう多いと思いますよ」(音楽ライター)——それでも買ってくれる人がいるのだから、ありがたいものである。

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