草なぎ剛と香取慎吾「和田唱&上野樹里夫婦との奇妙な縁」の画像
草なぎ剛と香取慎吾「和田唱&上野樹里夫婦との奇妙な縁」の画像

 早くも来年1月期のフジテレビ系連ドラの主役に内定したという噂がある、SMAP草なぎ剛。今年前半はSMAPの解散騒動で揺れ動くなか、草なぎは主演ドラマ『スペシャリスト』(テレビ朝日系)で大忙しだった。ひと段落ついた現在は、長年続くバラエティ『「ぷっ」すま』(同)だけが、ソロのテレビレギュラー番組となっている。

 そんな草なぎのもとに、先頃嬉しい知らせが飛び込んできた。バンド「TRICERATOPS(トライセラトップス)」のボーカル&ギターの和田唱が、女優の上野樹里と結婚したことだ。和田といえば、父はイラストレーターの和田誠、母は料理研究家でシャンソン歌手の平野レミ、弟はCMプランナーの和田率という、絵に描いたような文化人一家である。実は、和田唱はSMAPが2014年にリリースしたシングル『ココカラ』の作詞と作曲を手掛けている。そして、草なぎ個人にとっては“師匠”にもあたるのだ。

 草なぎは13年あたりから趣味でギターをはじめ、『「ぷっ」すま』の中で公私混同企画「草なぎ剛ギターマンへの道」を始動させた。番組では、草なぎをバックバンドで起用したいプロミュージシャンを募集したが、残念ながら応募はゼロ。そこで、共演者のユースケ・サンタマリアと一緒に、和田の元を訪問した。互いに、マイケル・ジャクソンの大ファンだという共通点から意気投合し、番組コーナーで草なぎにギターを指導することに。そして、課題曲『ココカラ』を弾きこなせたらTRICERATOPSのバックバンド出演OKという条件を突きつけられた。

 数週間後、ファンに内緒でTRICERATOPSの東京公演に草なぎが出演。課題曲と、番組内で練習していた井上陽水の『夢の中へ』を披露して満場の客を沸かせた。この年はSMAPの恒例ライブがなかったこともあり、草なぎの成長したギターテクニックを生で観られた超貴重な場となった。

 また、草なぎのドラマ『スペシャリスト』が放送されていた今年1月期、メンバーであり、親友でもある香取慎吾も、連ドラ『家族ノカタチ』(TBS系)に出演中だった。同じグループで同じクールの放送、さらに解散騒ぎもあって特に注目されたこのドラマで、香取と最終的にゴールインするヒロインを演じていたのが上野樹里だ。香取&草なぎの「しんつよ」コンビが、思わぬところで和田&上野夫婦と繋がっていたわけだ。

 一流女優と一流シンガーソングライターの電撃婚に世間は驚いたが、しんつよは2人の結婚を心の底から祝福しているに違いない。

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