さんま、古舘&恵の「トーク力低下」を懸念「笑いと報道のトークは違う」の画像
さんま、古舘&恵の「トーク力低下」を懸念「笑いと報道のトークは違う」の画像

 7月16日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBS放送)で明石家さんま(61)が、報道キャスターを長年務めてきたある2人を引き合いに出し、トーク技術について語った。

 その2人とは、今年の3月に『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板した古舘伊知郎(61)と、『ひるおび!』(TBS系)でMCを務める恵俊彰(51)のこと。7月の23日、24日に放送される『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で16年ぶりに共演する古舘に対してさんまは、「ニュースやられてから、バラエティに出なくなって」「多分、古舘さんは笑いのトークは落ちてると思うねんな」と不安視。また「報道を長いことやってるとな、変わってしまうねん」と続け、「恵なんか、久々に去年、舞台やったんですけど、『ああ、そうか。ああ、そうか』って言うとった」と、芸人としてのトーク力が落ちていることを指摘。「笑いのトークのやり方と、報道のトークのやり方が違う」と語り、トーク技術の難しさを明らかにした。

「報道番組では、報道用語もありますし、放送コードなんか一発でアウトですからね。最近、芸人がワイドショーに出演するケースが増えましたが、いつかポカをやらかすんじゃないかと心配ですよ。古舘は12年間、恵も7年間、毎日のようにその制限の中でトークをしていたので、バラエティの感覚はさすがに鈍っているかもしれないですね」(テレビ制作関係者)

 本人たちもトーク力の低下に危機感を覚えている可能性はある。恵は、今年1月にある番組で「ホンジャマカとして仕事を頼まれたら、いつでもやる!」と発言し、それをきっかけに『ネプ&ローラの爆笑まとめ!2016春』(TBS系)で22年ぶりにコンビでネタを披露。古舘も『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)に出演したりと、バラエティ番組復帰に意欲的だ。両番組はいずれも視聴者からの評価も高く、特にここ最近立て続けにバラエティに出演している古館に関しては、水道橋博士(53)がツイッターで「怪物」と称賛するなど芸能界で絶賛されている。

 古館は『FNS27時間テレビ』内で23日の21時頃から放送される『ホンマでっか!? TV』に登場予定。さんまの心配が杞憂に終わるか、古館がどのような話術を見せるか、視聴者の期待も高まっている。

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