髪に紫外線は大敵!「頭の日焼け」で枝毛・白髪・薄毛にも!?の画像
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 紫外線は肌の表皮を日焼けさせ、さらに肌の奥深くに達して慢性的なトラブルを生み出します。メラニン色素が過剰に生成されるとシミやくすみの原因になり、肌の奥深くの組織がダメージを負うと、シワやたるみの原因にもなります。紫外線量が多い夏、お肌の日焼け予防をする人は多いかもしれません。しかし、髪の毛の紫外線対策は特にしていないという人もまた多いのではないでしょうか。

 実は髪にとっても紫外線は大敵。髪に紫外線が当たると、紫外線は髪に吸収され、ダメージとなります。そして髪表面のキューティクルがはがれて乾燥し、枝毛や切れ毛の原因となります。また、紫外線が毛髪の色素を分解するため、髪が赤茶色っぽく退色したり、光沢感が失われたりすることも。

 紫外線は、頭皮にもダメージを与えます。髪に覆われているため、そこまでダメージを受けることはありませんが、もし頭皮がダメージを受けた場合、皮脂の分泌量が多くなり、毛根を詰まらせ、抜け毛の原因となります。頭皮が極度のダメージを受けると、毛髪が作られなくなって薄毛になることもあるので注意が必要です。毛根には色素を作る細胞あり、それが紫外線で破壊されれば白髪の原因にもなります。

 こうした髪や頭皮への紫外線対策は、日傘や帽子をかぶるのがオススメ。帽子をかぶると蒸れるから嫌という人は、髪の毛用の日焼け止めスプレーなどを使うのもよいでしょう。これからどんどん日差しが強くなります。お出かけ前には、肌にも髪にも日焼け対策をお忘れなく!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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