タモリに有吉弘行「禁煙」に成功した驚きの方法の画像
タモリに有吉弘行「禁煙」に成功した驚きの方法の画像

 最近はテレビなどでたばこを吸うシーンがあっただけで、抗議されてしまうほど愛煙家には厳しいご時世。そんなに風当たりが強いのならと、禁煙に踏み切り、成功した芸能人は多い。どんな方法で禁煙したのか、紹介してみよう。

 ニュースバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)での発言がたびたびネットで話題になるダウンタウンの松本人志(52)。かつては週刊誌のコラムで「迷惑はお互い様。たばこの煙くらいガマンせい! こちとら頭脳労働で、たばこが必要なんじゃ」と発言し、嫌煙家から抗議を受けていた筋金入りの喫煙者だった。しかし、スタッフや芸人の先輩たちに勧められて禁煙を決意。2003年頃から喫煙量を減らし始め、翌年には禁煙に成功した。このことについて、バラエティ番組のトークコーナーで「なにかで禁煙パッチの存在を知って、こんなもんでホントに禁煙できるんか~っと思って、試しに貼ってみたらそのまま禁煙できた」と発言。かつての言葉が嘘のように「一生口から煙を吐き続けるなんて情けない」と語っている。

 毒舌でも嫌われない絶妙な処世術で、多くの番組でMCを務めているお笑いタレントの有吉弘行(42)は2013年10月24日、自身のツイッターで「たった今、たばこをやめました。身近な方々にはイライラからくる暴力行為があるやもしれませんが、お許しを」とつぶやいた。当時270万人(現在は500万人以上)を超えるフォロワーに禁煙宣言することで、後には引けない状況を作ったのだ。それから1時間足らずで禁断症状が出たようで、「手が震えますね。たばこ辞めると。手が震えます」や、翌日の夜は「たばこを強烈に吸いたくなる瞬間が1000回ぐらいあった」とつぶやいていた。その後も「飲むと吸いたくなるから」と酒も飲まず、「太るらしいから」と食事を減らし、「ツラいから寝てる。禁煙じゃなくて断食道場みたいになってきてるなぁ」と泣き言をつぶやいていた有吉。ガムを噛んで喫煙欲をごまかし、フォロワーに苦しむ姿をあえてさらすという方法を用い、約10日間で見事に禁煙に成功した。

 プライベートでは2人の子どもの母で、その独特な子育て観がカッコイイと評判なミュージシャンの椎名林檎(37)は、かつてニコチン量の多いたばこを吸っていた。しかし2004年10月にFMラジオの公開放送に出演したとき、「最近になって、禁煙しました。たんが出なくなって女性らしくなりました」と語り、「1か月かけて徐々に本数を減らし、最後の仕上げとして、読むだけで禁煙できるという本を読んだ」と自分の禁煙方法を披露した。この禁煙セラピー本はイギリスの禁煙活動家、アレン・カーの著書で、世界15か国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラーになっている。その内容は「たばこを吸いたい」理由を分析し、「吸う言い訳」をことごとく否定していくことによって、禁煙を啓発していくものだそうだ。

『ブラタモリ』(NHK)で全国に街歩きブームを巻き起こしている、お笑いタレントのタモリ(70)は、独自の方法で禁煙に成功したことで有名。1日60本ぐらい吸っていたが、自分をコントロールする方法を見つけて禁煙に成功したそうだ。2001年3月放送の『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングに俳優の小野武彦(74)を迎えたとき、小野がニコチンワッペン(おそらく禁煙パッチのこと)で禁煙に成功したという話の流れで、「ニコチンワッペンは知らなかった」「吸いたいと思ったら15数えてたんです」と、タモリは自身の禁煙法を語っていた。なぜ15秒なのかというと、「たばこを吸いたいって欲望は15秒続かないって聞いた」からだそうだ。

 小遣いが足りず、そろそろたばこをやめようか、なんて覚悟している愛煙家は、参考にしてみてはいかがだろう?

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