「小池先生が少し遅れて来られるようです。挨拶の部分をずらしてください」と一報。6月22日夜、都内のホテルで行われたある祝賀会。

 私は司会進行を依頼されていて、ゲストの小池氏を待っていたものの結局現れませんでした。恐らく都知事選に出馬するので、どなたかに相談しているのだろうと勝手な憶測をしていたら、その7日後には出馬会見。勝手な行動は許さないと逆鱗の自民党を敵として、世論の風の後押しに、次々出て来る小池カラー。これを前面に押し出し圧倒的強さで独走。あまりにも見事な小池流劇場でした。

 さて、新潟は伝統の「関屋記念」です。昨年優勝のレッドアリオンが連覇を狙っていますが、近走が大不振です。中京記念から中2週で臨んで来る馬が大きな鍵を握っています。中京記念2着ピークトラム、3着ケントオー。4着ダンスアミーガ、5着ダノンリバティ。充実著しいピークトラムが人気でしょうか。そしてヴィクトリアマイルでも見せ場を作った本格化マジックタイム。勢いに乗っているヤングマンパワー。

 注目しているのがロサギガンティア。前走の安田記念は9着。出遅れ、スローペースで持ち味を生かせませんでした。とはいえ、圧倒的人気の2着モーリスと0秒4差。阪神Cでは好位置から抜け出し快勝。脚質面で成長力大。チャンスです。

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