品川庄司にバイきんぐ「レギュラーゼロ」の有名お笑いコンビ、意外に多かった!?の画像
品川庄司にバイきんぐ「レギュラーゼロ」の有名お笑いコンビ、意外に多かった!?の画像

 長らく「レギュラーなし」がネタになっている、お笑いコンビの品川庄司。昨年12月にゲスト出演した『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でも、品川祐(44)が、一週間のうち3~4日は休みで、2年間、コンビとしてのレギュラー番組が一本もない窮状を嘆いていた。とはいえ品川庄司以外にも、冠番組もレギュラー番組も持たず「野良」を貫いているお笑いコンビはけっこう多いのだ。

 芸歴27年目とベテランの域に達するFUJIWARAも、意外やレギュラー番組はゼロ。2014年に、藤本敏史(45)単独でテレビ大阪のパチンコ番組のレギュラーを獲得したものの、1年足らずで終了となってしまった。藤本は「他の番組にもいろいろ出たいタイプだから」とレギュラー番組を断ることもあると強がっているが……実力の高いコンビだけに意外!?

 ヒデ(45)はMC業、ワッキー(44)は体を張ったバラエティ担当と、ピンでの活動が目立つペナルティも、コンビでのレギュラーはほぼない状態。高校サッカーの強豪・船橋高校サッカー部の先輩後輩である2人の掛け合いは、パスとシュートさながらのキレで定評があるのだが、2011年に起こったワッキーの不倫報道が、いまだ尾を引いているのかもしれない。

 キングコングも嫌われ芸人の名が定着しつつある。ツイッターでたびたび炎上を起こしている西野亮廣(36)と、妻への激しい束縛を公言している梶原雄太(36)とのトラブルコンボで近年、好感度は下がる一方だ。個人では西野が『ガリゲル』(読売テレビ系)、梶原が『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)に出演しているが、コンビでのレギュラーはゼロ。最近は自虐ネタで食いつないでいるようだが、再起はあるのだろうか?

 2012年にキングオブコント王者に輝いたバイきんぐだが、「なんて日だ!」の小峠英二(40)ばかりがテレビで目立ち、小峠じゃないほうの西村瑞樹(39)はイマイチパッとしない印象だ。そんなコンビ内格差からか、いまだにコンビでの地上波レギュラーは皆無である。1997年のデビュー以来、ナベプロ、東京吉本、ソニーミュージックアーティスツと所属事務所を頻繁に変えているのもその要因か?

 平成ノブシコブシも『ピカルの定理』(フジテレビ系)の終了以来、レギュラーなしの野良芸人コンビだ。破天荒キャラの吉村崇(36)と地味めな徳井健太(35)は芸歴16年目の人気コンビ。女性ファンも多くライブは盛況なのだが、フリートークが心もとないせいか、2人そろってのレギュラーはまだつかめていない状態だ。コント番組が復活すれば再びコンビで脚光を浴びそうな気もするが……それまでは吉村がひな壇でデカイ声を張り上げるしかない!?

 確実な仕事としてのレギュラー番組がないということは、固定給がもらえないのとイコールだ。ちなみに、昨年一年間でもっともレギュラー番組の多かったコンビはバナナマン。同じ中堅どころの野良芸人たちにとって憧れの存在だろう。明日をも知れぬ芸能界だけに、レギュラーゼロ芸能人たちが再び「旬」に返り咲く日がないともいえない。そのチャンスをうかがいつつ、好感度と実力を磨いてほしい!?

本日の新着記事を読む