KinKi Kids堂本光一「デビュー前からのトラウマ」で、“嫌っているモノ”とはの画像
KinKi Kids堂本光一「デビュー前からのトラウマ」で、“嫌っているモノ”とはの画像

 長年アイドルを撮っているベテランカメラマンによると、「KinKi Kidsはやりにくい(撮りにくい)」という。特に堂本光一の表情が乏しく、笑顔もポージングも大の苦手だからだ。これは光一自身も、昔から認めている事実なのだが、すでに37歳になり、今さら改める気持ちもないという。では、なぜ光一は写真嫌いになったのか。トラウマとなる決定的な出来事があったらしい。

 それはジャニーズJr.として活動し始めてまもない、中学生の頃、“関西からやってきたフレッシュボーイ”というイメージでのアイドル雑誌撮影があった。編集部の狙いは、「関西人が東京で大はしゃぎ」というようなもので、二人は東京のシンボルともいえる都庁へ連れていかれた。都庁へ向かう人たちが通る場所に、水をためた子ども用ビニールプールが置かれ、海パン一丁でそこに入っての撮影だった。大勢の歩行者が通行している中でのこの撮影は、14、15歳の多感な時期だった光一にとってとんでもなく恥ずかしいことだったようで、それがトラウマとなり、今でも忘れることができないという。

 以来、写真を撮られたら「命を取られると思ってます」というほど撮影が嫌いだという光一。嫌いだから、ポージングを求められても、その加減がわからない。「ゆっくり振り返ってください」とリクエストされても、その「ゆっくり」の度合いが分からないそうだ。言われた通りにやったつもりでも、カメラマンに首を傾げられ、「もう1回いこうか」と言われるので、どうしていいか分からない。

 堂本剛との2ショットでは、カメラマンの「ポーズをちょっと変えてください」というリクエストで、動くのは剛だけ。光一は微動だにせず、表情もほとんど変わらない。光一は自分の笑った顔があまり好きではないという話もあり、本当にカメラの前でどうしていいのか分からないらしい。

 デビュー20周年を迎えたKinKi Kidsの二人。これからさらなる活躍を期待したい。

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