８月２４日、タレントのテリー伊藤（６６）が情報番組『白熱ライブ ビビット』（ＴＢＳ系）に出演し、先日逮捕された俳優の高畑裕太容疑者（２２）について言及し「芸能界は甘いところもある」と発言した。
番組でテリーは「おバカキャラとは違うバカっぽいところがある。一般企業に勤められるかっていったら勤められない感じはした」と高畑についてコメントし、「芸能界しか彼が生きる場所はなかった」と語った。そのうえで「こういうとんでもないキャラが芸能界で重要視される部分がある。世の中では重要視されない。人がしゃべっているときにボンボンしゃべってこいつ面白いなって」と芸能界について言及し、「他の世間だったら通用しなかったかもしれないけど、芸能界だったら通用する。芸能界は甘いところもある」と、独自の見解を明かした。
「２００６年に起こした不祥事で芸能界を離れていた極楽とんぼの山本圭一（４８）が、７月３０日放送の『めちゃ×２イケてるッ！』（フジテレビ系）でテレビ復帰したように、事件を起こした人間がしばらくしてまた復帰するケースが芸能界には多々あります。そのたび“芸能界の甘さ”への指摘が起こるのですが、世間の目はどんどん厳しくなっています。今回の事件が世間に与えた影響はかなり大きく、高畑の芸能界復帰はまず無理ではないでしょうか」（芸能誌記者）
タレント自身が「芸能界は甘い」と言うことはなかなかないため、テリーの言葉は注目を集めている。テリーは、「ここでしか生きられなかった芸能界がなくなる。これから先、どういうふうに母親に対して恩返しをするか、心配を取り除くにはどういうふうに生きるか。ここですよね……」と、最後に高畑容疑者の今後についてコメントしていた。
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