一風変わった記録が多いことで知られる“ギネス世界記録”。一般人にとっては縁遠い存在だが、芸能界に目を向けてみると、そこでは新たな記録が次々に打ち立てられていた! 調べてみると、どれもこれも芸能人ならではのユニークなものばかり。一体どんな記録なのか? 達成した経緯を交え、まとめてみた。
まず初めに紹介するのが、テレビで見ない日はない売れっ子タレントのりゅうちぇる(20)。ギネスとは無縁そうに思える彼が、8月に行われた脱毛サロンのイベントで挑戦することになったのが、目隠しした状態で1分間に何枚の靴下を脱がせられるかという競技だった。それまでの最高記録20枚(10足)を更新すべく、黒い靴下姿の男性12人と向き合うと、「この人たちの靴下を脱がせるの!?」「どうしよう!」と尻込みしていたりゅうちぇるだったが、恋人でモデルのぺこ(21)から「彼氏がギネス記録を持っているのは、すごい自慢だから!」と声援を送られるやいなや、それまでの弱々しさがウソのように、戦闘モードへ突入。本番では、靴下をはいている男性のすね毛を抜いてしまうほどの勢いで、24枚(12足)の靴下を一気に脱がせ、ギネス記録を塗り替えた。
映画のPRイベントで360人の女性たちと“だるまさんが転んだ”の最多参加者記録に挑戦したのが、イケメン俳優として人気の福士蒼汰(23)。参加者の女性たちは約1万人の一般応募から選ばれた熱心な福士ファンばかりで、ゲームが始まると、鬼である福士に少しでも近づきたいという一心からか、彼が「だるまさんが転んだ!」と口にするたびに、ジワジワと距離を縮める真剣勝負を繰り広げた。なんとか無事にゲームを終え、ギネスの認定書を片手に満面の笑みを浮かべる福士であったが、その翌年には早くも記録を打ち破られてしまう。人気ユーチューバーのはじめしゃちょー(23)が740人の参加者と記録更新にチャレンジし、見事成功させてしまったのだ。たった1年足らずで福士が持つ認定書は紙切れ同然になってしまったが、ここまで大差をつけられると、本人もすがすがしい気分だったに違いない。
あまり知られていないが、タカアンドトシのタカ(40)も実はギネス記録を持つ一人。2007年12月に放送された『笑っていいとも! 年忘れ特大号!』(フジテレビ系)でミルクセーキ500ミリリットルの早飲みにSMAPの香取慎吾(39)らとともに挑戦。なんと9.48秒の新記録を打ち立てたのだ。本来なら大喜びするところだが、当時、9.5秒のギネス記録を持っていたのが香取だったため、タカが涙ながらに平謝りするという意外な展開を迎えてしまった。
ギネス記録に相次いで挑戦する芸能人たち。世界に誇れるものであるかどうかは分からないが、ファンを楽しませてくれているのは間違いないようだ。