松本人志「アホなのかな?」と苦言も、ピース綾部の“NY”行きを応援の画像
松本人志「アホなのかな?」と苦言も、ピース綾部の“NY”行きを応援の画像

 10月16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、ダウンタウンの松本人志(53)が出演。ピースの綾部祐二(38)がニューヨークに活動の拠点を移すことについて語る場面が見られた。

 番組では、綾部が都内で会見し、現在持っているレギュラー番組や連載、CMなどをすべて降板し、来年4月から活動の拠点を米ニューヨークに移すことを明らかにしたことを紹介。綾部は会見で「一度でもいいからハリウッドでレッドカーペットを歩いて、こういうフラッシュを浴びるのが最終的な目標」と語っていた。また、コンビについては事実上活動休止となるが「解散しません」と明言。まずは英語を2~3年勉強した上でアメリカで本格的にコメディアンや俳優を目指すという。

 コメントを求められた松本は「先週これ(ワイドナショー)の収録終わりに、(綾部が)楽屋に来てくれて、ちょっとお話があるんで」と綾部から直接話を聞き、「“がんばりや”“解散だけはあんまりしてほしくないな”とは言いましたけどね」と綾部に助言していたと明かした。

 次いで、高嶋政宏(50)が「どんどん挑戦していだたきたいんですけれども、映画ですよね? 映画だったらニューヨークよりLAなんですよね。ハリウッド。だいたい過去、加藤雅也さん(53)もそうですけど、LAに行ってそこで英語勉強しながら片っ端からオーディションを受けていくっていうのが、映画スターへのセオリーといいますか。ニューヨークはどっちかっていうとブロードウェイとか舞台なんですよ。だからできればね、ロスに行ったほうがいいんじゃないかなと」とアドバイスをしていた。

 この助言に東野幸治(49)が「行く場所を間違ってますよと?」と続けると、松本も「あいつちょっとアホなのかな~」と納得の様子。さらに、東野が「(綾部が)このお話を吉本の社長に言うたときは、“お笑い界の野茂英雄になりたいんです”と言って」と補足説明すると、高嶋は「それ、なおさら野茂だったらLAじゃないですか」とツッコんでいた。

 その後、綾部とスタジオが電話でつながり、先ほどの話を聞いた綾部は「まず僕、行き先間違えてるんですよね?」」とコメント。さらに「もちろんハリウッドがロスってことは分かってたんですけど、今の段階で知人とか、いろんな知り合いがいるのがニューヨークでして。自分の本当に嗅覚でしかないんですけど、まずニューヨークに行って英語の勉強をしとこうって強く思ったんで」とニューヨークに決めた経緯を説明。さらに綾部は、昨年レッドカーペットでトム・クルーズ(54)の5m後ろを歩いた際、一瞬トム・クルーズが綾部のほうを向いたため、「“おまえそこでいいのか? こっち来いよ。横に来いよ”と言われた“気が”しまして。僕の中で」と語ると、松本は「そういうもんなのよ。勘違いかもしれないけれども、こういう夢ってやっぱ勘違いから始まることもあるんですよね」と励ましていた。

 また、松本に「ちゃんと“おかみさん”に言うたんか?」と聞かれた綾部は「一応報告させていただきました」と説明。藤田紀子(69)から「命ある限り前進のみ」とメールで返事をもらったと明かすと、スタジオの松本らは笑いをこらえきれない様子を見せていた。

「唐突に思える綾部さんの“渡米宣言”ですが、芸人仲間からは好意的に受け止められているようです。現在、テレビ番組は売れっ子芸人で飽和状態。腕のあるベテランでも、なかなかレギュラー仕事をつかめないのが現状です。綾部さんがもし米国で成功することができたら、日本の芸人にとって仕事の幅を広げることができるかもしれません。期待を込めて応援している芸人は多いですね」(お笑いライター)――夢に向かって頑張れ!

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