SMAPのご意見番のようになりつつある明石家さんま(61)が、10月15日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でSMAPの“紅白出場”について言及した。
今年の9月に放送された同番組で、毎年恒例の年末番組『さんま&SMAP! 美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)について「もちろんない」と断言し、ファンにショックを与えたさんま。この日も、SMAPの『NHK紅白歌合戦』への出場について、「SMAPなんか紅白出るのか、出ないのか、ものすごい気になる」とコメントし、「木村(拓哉)に聞いても、それは知らへんやろうし。事務所とNHKの話し合いやろうからな」と明かし、SMAPファンの間で波紋を呼んでいる。
12月31日の解散を発表しているSMAP。『紅白』への出場はファンも気になるところだが、NHKの籾井勝人会長が、定例会見で「ぜひ紅白歌合戦に出場してほしい」とラブコールを送り、ジャニーズ事務所へ交渉していることも匂わせ話題はさらに大きくなった。そんな状況の中、さんまは「事務所は紅白出します」と断言。「それで(解散を)31日にしたと思うけど、本人たちが嫌がってんのちゃうかな、気持ちの整理がつかないのちゃうかな」とメンバーの気持ちを推測し、自身の見解を語った。
さんまのこの発言にファンは動揺したようで、「え? SMAPのみんなが嫌がってるってこと……なの?」「紅白にも出たいって一番メンバーが思っているかもしれないじゃん!」「メンバーの気持ちの何が分かるって言うんですか!?」「そろそろSMAPについて語るのやめません?」「勝手に代弁するな!」とお怒りモードの人も多い。
「さんまさんはこの他にも、『世界に一つだけの花』の購買運動について“本人たちも一番驚いているでしょうね”とコメントしたり、グループ解散についても“こうなるだろうと思っていた。個人的にはこれでいいと思う”と発言したり、なにかとSMAP解散問題に食い込んだ発言が多いんです。本人が“俺は木村派”とキッパリ言っていますし、今回のような“紅白を嫌がっている”という発言についても、誰かしらのメンバーから聞いたのではないかと、ファンは複雑な思いでしょう」(アイドル雑誌ライター)
SMAPファンとさんまの溝は、このままさらに深まってしまうのか。大御所だけに、発言の影響力も大きいようだ。