KinKi Kids堂本剛「ダンスを封印した」切実な理由の画像
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 SMAP直の後輩にあたるKinKi Kidsは、現在デビュー20周年メモリアルとして、9月28日に東京日本武道館で火ぶたを切ったアリーナツアーの真っ最中だ。ツアーは、11月2日のマリンメッセ福岡で終了する。そのファイナルと同日に、今年2枚目となるシングル『道は手ずから夢の花』をリリースし、年末年始恒例、東京と大阪の2大ドームで2日4公演を行う予定だ。

 今年最初のシングル『薔薇と太陽』は、堂本光一がダンス、堂本剛はギター演奏という役割分担で、異色パフォーマンスを披露。かねてから音楽性を高く評価されているKinKiだけに、このパフォーマンスにも注目が集まった。しかし、剛があえてダンスを封印した背景には、彼がおよそ4年前から背負っている身体的な問題があるという。

 光一とは違い、筋トレと無縁の生活を送っている剛だが、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で「膝の半月板損傷をかばうための太ももの筋トレとかはやっていますけどね」と明かしている。そうして筋肉をつけても、動ける幅や回数、速度には限界がある。ダンスのステップで「膝はずれそうになる」そうで、医師からも「踊りをやめてください」と言われたそうだ。

 あるとき、曲げた膝を伸ばすことができなくなり、病院に行くと半月板を損傷していた。医師に「裂けたチーズみたいになってる(裂けるチーズではなくて、もう裂けてしまっている)」と言われた。剛いわく「膝がおじいちゃん」のような状態だという。ジャニーズアイドルにダンスは不可欠だが、膝に爆弾を抱えてしまったため、以前のようなアクション系ダンスはできなくなった。

 それを踏まえての苦肉の策が『薔薇と太陽』だった。剛のギターの腕前は以前から定評があり、その才能で膝の損傷というハンデをカバーしたかたちだ。20周年を迎えたKinKi、今後ますますの活躍を期待したい。

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