男女の仲を引き裂く「別れさせ屋」の戦慄実態

 離婚したいのに離婚できない。好きな女性に邪魔な夫がいる。そんな依頼を受け、カップルや夫婦を破局に導くプロがいた!

「彼女たちのことを業界では“トラップガール”と呼んでいます。精鋭中の精鋭で、一人前になれるのは30人中、1人か2人。とにかく難しい仕事なんです」

 こう話すのは、東京・渋谷に本社を構える大手探偵事務所『ACグループ』のスタッフ。探偵といえば、浮気調査をはじめ、盗聴器の発見やストーカー対策、家出人捜索なども請け負うが、同社では、カップルの破局や夫婦の離婚へ至る環境作りを整える、いわば“別れさせ屋”の役目を担うこともあるという。

「愛人女性から“彼と奥さんを別れさせて”という依頼もあれば、離婚したい人妻が、夫と誰かを浮気させて、それを理由に離婚しようとする場合も。ただ、あくまで弊社は、離婚や破局の可能性が芽生える“条件”を整える作業をするだけ。ターゲットが“浮気をする”という、本人の意思を引き出すための工作をするんです」(前出のスタッフ)

 そうした工作、恋愛トラップで暗躍するのが、前出のトラップガールなのだ。本誌は今回、ACグループの協力を得て、2人の美人トラップガールとの接触に成功。かわいらしい顔をして、男女に破局をもたらす衝撃の手口に迫った!

「よろしくお願いします」 恥ずかしそうにペコリと頭を下げるのは、由香里さん(23・仮名)。黒髪の似合う優等生タイプで、あどけない表情の持ち主だ。一方、OL風のスーツ姿で颯爽と現れたのは、紗季さん(26・仮名)。楚々とした癒し系の雰囲気の“きれいなお姉さん”である。

 2人とも、女優やモデル級とまではいかないが、親しみの持てる美女だ。「ワナを仕掛けるトラップガールがあまりに美人だったら、何かあるんじゃないかって人は疑いますよね。だから、ほどほどがいいんです」(前出のスタッフ)

 なるほど。さっそく、話を聞いてみることにした。「私は基本、女性担当のトラップガールですね」と言うのは由香里さん。

 トラップガールには大きく2種類あり、由香里さんは主に女性と接触して、工作を仕掛ける担当という。「たとえば、旦那さんが“妻と離婚したい”場合、奥さんを浮気させるのが一番です。そのためには奥さんに不倫相手を紹介しなければなりませんよね。私は、その“パイプ役”なんです」

 男性工作員が突然、人妻をナンパしても、口説ける可能性は低い。そこで由香里さんがまず、ターゲットの人妻に接触するという。

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