KinKi Kids堂本光一「無名ジャニーズJr.の代役」を買って出たワケ

 現在KinKi Kidsは、アリーナツアー『We are KinKi Kids Live Tour 2016 ~TSUYOSHI & KOICHI~』のまっただ中だ。そして地元関西の大阪城ホールでの公演前日に、堂本光一が、名前も顔も知らない関西ジャニーズJr.のために、ひと肌脱いだという。いったい、何があったのか。

 その日は、関西ジャニーズJr.出身で、現在はMr.KINGのリーダー平野紫耀が初座長を務めるミュージカル『JOHNNYS’ Future WORLD』が、梅田芸術劇場で上演されていた。大勢のJr.が出演する舞台には、“Jr.マンション”と称される舞台セットがお目見えする。これは、部屋に見立てた空間に1人ずつJr.が配置されており、一斉に同じダンスをするという、コンサートの見せ場である。

 だが今回、Jr.の一人が骨折してしまい、出演できないという事態が発生していた。Jr.マンションに一部屋だけ空きができてしまうのも不自然なので、スタッフの判断で、バランスを取るために反対側の部屋も空室にするという提案がされた。そうすると当然、出演予定だったもう一人のJr.の出番が減ってしまう。

 その話を聞いた光一は、「じゃあ、俺が出たらその子も出られるじゃん」と言い、急遽舞台に参加。第1幕で、Jr.マンションの空き部屋へ入り、隣室のJr.をうかがいながら、見よう見まねでダンスにチャレンジした。三味線を弾くシーンでは、好き勝手に暴れながら、激しいエア三味線を披露。このサプライズ乱入に、客席は歓声に包まれ、ステージ上の出演者たちも思わず笑ってしまったとか。

 続く第2幕では、座長の平野に呼び込まれ、光一がステージに登場。二人は、光一が長年主演を務めているミュージカル『Endless SHOCK』で歌われている『Hello Broadway』などを一緒に歌った。光一の機転によって、欠場の危機を免れたJr.は、ほぼ無名の奥村颯太だった。偶然にも、彼は尊敬する先輩に「堂本光一」の名前を挙げている。

『Endless SHOCK』は、初演から10年たった今なお、「日本一チケットが取れないミュージカル」といわれている。そんな舞台を座長として率いている光一だからこそ、一回一回のステージの大切さを知っている。後輩が出演するのに「貢献できた」と語った光一。彼の優しさは、きっと後輩たちの心に響いたことだろう。

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