この季節にイヤ~な「ささくれ」を作らないコツって?の画像
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 なにかひっかかるなーと、ふと指を見ると、ささくれがちょこん。ささくれは、いつの間にかできていて気になるし、小さいのに痛いこともあって、とても厄介なものです。乾燥が進む冬になると、ますますささくれもできやすくなります。このささくれを、少しでも改善するためのポイントを紹介します。

 ささくれの原因は主に乾燥、栄養不足、甘皮除去、血行不良や体調不良だといわれます。秋冬は、空気や紫外線が肌の水分を奪うために乾燥が進みます。適度な保湿が大切なので、加湿器を使って室内を潤したり、外出時には紫外線対策をすると良いかもしれません。外出する際は、保湿後に薄い綿手袋を、縫い目が肌の負担にならないよう裏返してつけ、その上に通常の手袋をします。温かい日だと蒸れてしまうので、気温の低い日にやるのがオススメです。

 水仕事をするときに素手で洗剤を使うと、乾燥、肌荒れ、ささくれになりやすいです。ちょっとでも、ゴム手袋を必ず着用するようにしましょう。勤務中など、制約があってゴム手袋を使えない場合は、濡れた手に使えるハンドクリームなどもあるので、そういうものを使用するか、作業後の保湿をしっかりと行いましょう。

 皮膚の元となるたんぱく質、肌を健康に保つビタミン類、ミネラル類が不足しても、ささくれはできやすくなります。レバーや卵、にんじんやピーマン、海苔などを食べて肌を強くしましょう。睡眠不足も皮膚や肌にとって大敵です。

 甘皮を除去したり、除光液の成分が皮膚についたりしても、ささくれになる場合があります。除光液などはしっかりと洗い流し、保湿をしましょう。

 寒くなって血行不良や体調不良を起こしてもささくれになりやすいです。適度な運動をしたり、お風呂に入って冷えを改善しましょう。お風呂上がり後の保湿も忘れずに!

 以上のことを気にかけて改善していくと、ささくれは減らせます。最近では爪用のオイルなどもあるので、それを使えば爪と爪周りの皮膚のケアになり、ささくれができにくくなるかもしれません。爪の先まで保湿して、指先美人を目指しましょう。

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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