宮本亜門が「東京五輪の総合演出」に名乗りを上げた!?の画像
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 演出家の宮本亜門(58)が、11月12日に放送されたバラエティ番組『サワコの朝』(TBS系)に出演し、東京オリンピック開会式の演出への野望を語った。

 宮本といえば国内外のミュージカルなど115本もの作品を手がけてきた、日本を代表する演出家。2004年にニューヨークのオンブロードウェイにて上演した『太平洋序曲』では、演劇界最高の栄誉『トニー賞』に東洋人として初の4部門ノミネートも成し遂げている。

 司会の阿川佐和子(63)が“2020年東京オリンピックの開会式の演出家について興味があるか”と聞くと、「単刀直入に聞きますね〜」と苦笑。阿川が番組で用意した「東京五輪の総合演出 ふさわしい人は」というアンケート結果をボードで宮本に見せ(1位が宮崎駿、2位が椎名林檎、3位が宮藤官九郎、4位が北野武、5位がジャニー喜多川、6位が三谷幸喜、7位が宮本亜門)、「上にはいろいろ強敵がいます(中略)このような人たちが並んでいるのはどのようにお考え?」と聞くと「武さんって、絶対やりたいとおっしゃってる」と意識しているようだった。

「宮本さんは興味がありますか?」と阿川が聞くと「興味がないといったら嘘どころか、まったく興味があります!」と即答。しかし「あるけど、これは僕がどうの言っても、本当みなさん、どうやって演出家決めるか、まだ分からないんじゃないんですか」と話した。阿川がさらに「森さんと仲良くしてると良いとか?」と言うと「そういう話じゃないでしょう」と笑いながらいなしていた。

 番組では他に、演出する際の俳優とのコミュニケーションなどにも言及。「一番(演出が)難しかった人は誰ですか?」という阿川の質問に「次の話に変えられませんか? だってそんなの言えるわけないじゃないですか」と苦笑しながらも「名前は出さないですけど『あなたのいうことは聞きたくない!』とそこにあったペンを投げられたこともありますよ」「夜に家に女優さんから呪いのファクスが来たりとかね」と苦労を語った。番組では最後に阿川が「オリンピック、ぜひ、武さんと二人で」とあおると宮本が「武さんと二人、いいですねえ〜」と笑顔でしめていた。

「宮本さんはにこやかで腰の低い人柄ですが、かなりの野心家ですからね。10月には『2020年東京オリンピック・パラリンピック』のキックオフイベントの演出を手がけましたし、十分五輪の演出を狙えるポジションにいます」(広告代理店関係者)――“世界の宮本”の野望ははたしてかなうのか。北野武と宮本亜門の対決に要注目!?

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