年内で放送終了を予定している『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』（フジテレビ系）。終了まで残り１か月を切ったが、いまだ番組の最後に放送される「支援金」の呼びかけに、ファンからは称賛の声が上がっている。
２０１１年から５年がたった今では、募金の呼びかけを見かけることは少なくなってきてしまった。しかし『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』では、番組の最後に「東日本大震災」の募金を呼びかけるスタイルは変わっておらず、解散報道の後でもしっかりと５人が並んで呼びかける映像を放送。４月に起こった熊本地震直後には、黒のスーツ姿でメンバーが熊本に対する募金も呼びかけており、呼びかけの映像は同じものの使い回しではなく、現在までこまめに撮り直しされている。
番組の最終回に向けて、緊張感が高まる状況にあっても、変わらずに募金を呼びかける姿勢に、ファンはあらためて感動しているようで、「こんなに優しい番組はないよ！」「自分たちこそ大変なのに、こうやって被災者のために頭を下げてる。見ているこっちが頭が下がる思い」「毎週忘れちゃいけないって思える。ＳＭＡＰもスマスマスタッフもありがとう！」と称賛の声が続出。またＳＮＳでは「ＳＭＡＰが呼びかけるから毎週募金してます」「火曜日に募金をするのが習慣になりつつあります」「番組が終わっても、来年以降も募金を続けると思う」といったコメントもあり、番組の影響の大きさがうかがえる。
「熊本地震のときには、フジネットワークが被災地支援のために設けた『フジネットワーク サザエさん募金』も行われましたが、１か月ちょっとで募金を終了しています。サザエさん募金のように一時的に募金を呼びかけるところは多いものの、『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』ほど定期的に募金を呼びかけてくれるところは少ないでしょう。また、ＳＭＡＰは東日本大震災の際に、グループとしてでなく５人それぞれが個人として日本赤十字社に寄付しており、その金額は総額４億円以上ともいわれています」（芸能誌記者）
国民的知名度の高いＳＭＡＰならではの、この取り組み。「こんなことできるのってみんなに愛されてるＳＭＡＰだけだよね」という声もファンから聞かれる。番組が終了しても、ＳＭＡＰの善意はファンの心に残り続けることだろう。
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