V6岡田准一と地元遊園地・ひらかたパークの「ちょっといい関係」の画像
V6岡田准一と地元遊園地・ひらかたパークの「ちょっといい関係」の画像

 V6岡田准一が、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク(ひらパー)」でイメージキャラクターを務めていることはご存知だろうか。大阪府枚方市は岡田の出身地でもあり、同園では彼の主演映画が封切られるたびに、さまざまなコラボ企画を行っている。完成度の高いパロディポスターなどは話題となり、オリジナル商品の面白さにも定評がある。それらの取り組みによって、落ち込んでいた来場者数は奇跡的に復活。ここ数年は、年間100万人の目標を突破し続けているという。

 岡田の最新作といえば、昨年末に公開された映画『海賊とよばれた男』だが、映画の公開に合わせて、同園はおよそ50メートルの高さから時速80キロで垂直に落下する絶叫マシン「メテオ」とのコラボを企画。映画で岡田が演じた主人公の国岡鐡造にちなんで、“国岡ライド”と名づけられたこの企画は、乗車の際、国岡が劇中で着ているハッピと丸メガネをモチーフにした特殊なメガネを装着するというもの。このメガネは「ものが遠くに見える特殊眼鏡」で、マシンの高さが倍増して見えるという代物だ。

 ひらかたパークは、これまでもアイデア勝負の商法を展開してきた。特に岡田というアカデミー賞俳優をイメージキャラクターに起用してからは、意外性あふれるネタで勝負している。

 前任の“ひらパー兄さん”だったブラックマヨネーズ小杉竜一から、岡田が“超(スーパー)ひらパー兄さん”として、その任を引き継いだのは2014年。最初に企画されたのは、眼力が強い岡田の目元をプリントしたアイマスクを着用して、ジェットコースターなどに乗る「目隠しライド」。視界が遮られて乗り物の怖さが倍増すると大好評だった。

 翌15年には、岡田がひらパーのCMで必ず発する決めセリフ「おま!」をヒントに、ジェットコースターなどに乗車して「おま~!」と叫ぶと、降車後、叫び疲れた喉を癒やすため、パッケージに「おま。飴」と書かれた“おまのど飴”がもらえるというイベントを開催。こちらも好評を博した。

 遊び心とダジャレ満載のCMシリーズも大人気で、岡田が着用している「枚方」と書かれたパーカーは大きな話題になり、販売されると瞬く間に品薄になるという大ヒットぶり。岡田准一の地元愛もスゴいが、そこにうまく乗っている「ひらパー」の商魂は見上げたもの。今後、どんな仕掛けで笑わせてくれるのか楽しみだ。

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