西内まりや『突然ですが、明日結婚します』爆死スタートも意外な高評価?「月9はこれでいい」の画像
西内まりや『突然ですが、明日結婚します』爆死スタートも意外な高評価?「月9はこれでいい」の画像

 1月23日、西内まりや(23)主演のドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)の初回が放送され、平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。『プチコミック』(小学館)で連載中の同名少女漫画を原作とする直球のラブストーリーに、「月9らしい」と視聴者は満足しているようだ。

 人気ロックバンド『flumpool』のボーカル山村隆太(32)が俳優デビューするということで、放送前から話題となっていた本作。西内は主人公の大手銀行に勤めるOL高梨あすか、山村はその相手役となるイケメンアナウンサーの名波竜を演じる。内容は“専業主婦になりたい女”と“絶対に結婚したくない男”との駆け引きを描く、王道のラブストーリー。第1話では、結婚式のブーケトスがきっかけであすかと名波が出会い、価値観の違う二人が近づいていく過程が描かれた。

 “結婚したい女”と“結婚したくない男”のすれ違いというテーマを、終始ポップなノリで展開するラブストーリーは、“月9ファン”の視聴者には受け入れられたようだ。ネットでは「これこれ、こういうノリの月9が安心する」「月9らしい軽さとテンポの良さで退屈しない」「月9はこういうラブストーリーでいいんだよ」と好評だ。

「ここ最近のフジテレビの月9枠は、重い雰囲気の作品が目立ってました。とくにHey!Say!JUMPの山田涼介(23)が主演を務めた昨年の『カインとアベル』は、不動産会社の創業者一家に生まれた兄弟の愛憎劇が描かれ、ドロドロとした人間関係が昼ドラのようだと話題になっていました。このところ月9枠は低視聴率が続いており、“爆死枠”とも揶揄されてます。今回も視聴率的にはけっしていいスタートを切ったとはいえませんが、内容的な評価は悪くないようですから、今後に期待ですね」(テレビ誌ライター)

 昨年の月9ドラマは1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が全話平均視聴率9.7%、4月期『ラヴソング』が8.4%、7月期『好きな人がいること』が8.9%と苦戦を続け、10月期の『カインとアベル』が8.2%と最低視聴率をマークしている。1月30日放送の第2話以降、『明日婚』が「月9らしさ」でどこまで数字を伸ばすか、注目が集まるところだ。

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