NEWS小山慶一郎が翻弄された「加藤シゲアキの大嘘」の画像
NEWS小山慶一郎が翻弄された「加藤シゲアキの大嘘」の画像

 ジャニーズで“コヤシゲ”といえば、NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキのことだ。NEWSは結成当初九人だったが、メンバーの脱退や活動休止などを経て、今では半数以下の四人となってしまった。小山と加藤は、キャリアも年齢も違うが、ともにNEWSでいろいろな悩みを乗り越えてきた仲間である。

 さまざまな問題に直面しながらも、同じくNEWSの手越祐也、増田貴久の二人は、音楽性を追求したグループ派生ユニット「テゴマス」で活路を見出した。その頃、まだ突破口を見つけられずにいたのがコヤシゲだった。その後、小山はニュースキャスターとして、加藤も小説家として才能を開花させ、二人とも互いの成功を自分のことのように喜んでいる。

 キャスターとして知的なイメージがある小山だが、その素顔はかなり天然だ。年下の手越のイタズラのターゲットになったり、テレビ番組でたびたびドッキリにひっかかったりしている。実は、戦友というべき加藤にも、かつてまんまとだまされたことがあった。

 それは“NEWSの絶対的エース”といわれた山下智久が、まだグループに在籍していた頃の話。小山はなんでも信じてしまうため、加藤はエイプリルフールに「小山をだまそう」と思い立った。そしてエイプリルフール当日に、小山へ1通のメールを送信。その内容は「今回の新曲をもって山下くんが脱退する」というもの。リアルに見えるよう、絵文字などは使わなかったそうだ。メールの内容を信じた小山は、「え、なんで?」と返信。加藤は「分かんない。内緒にしてくれ」とメールした。すると小山から「山Pいなきゃ無理だよ」と返事が来たという。

 当時、小山は舞台に出演しており、メールのやりとりは舞台の本番直前に行われていた。すっかり信じて慌てている小山の様子に、加藤は「このテンション引きずられたらやばいな」と思い、ネタ晴らしに「今日は何の日か知ってる?」とメールをした。ところが小山からは「火曜日」と返事が来たらしい。

 その後、2011年10月に山下はソロ活動、錦戸亮は関ジャニ∞に専念するため、それぞれグループを脱退。“4月の嘘”は現実のものとなってしまったが、そんな困難にもめげず、逆境から巻き返したのがNEWSの強さなのだろう。

本日の新着記事を読む