タレントの優木まおみ（３７）など、女性芸能人の結婚相手で多いのが美容師。一部にはタレント並みの人気を誇る“カリスマ美容師”もいる華やかな世界なのだが、実はそこから芸能界へ転身したタレントも、意外に多い。いったいどういう事情でタレントを志したのか、美容師免許を持っているタレントの過去を調べてみた。
ＥＸＩＬＥのＴＡＫＡＨＩＲＯ（３２）は、長崎県の高校を卒業後、福岡県の美容専門学校に入学。そして専門学校卒業後に上京し、有名なヘアサロン『ＭＩＮＸ』原宿店で見習いとして働いていた。しかし同時に歌手になりたいという思いが膨らみ、２００６年にボーカルオーディションで優勝してＥＸＩＬＥに加入している。ちなみにＴＡＫＡＨＩＲＯの両親は美容室を経営しており、さらに妹も美容師という美容師一家らしい。
三代目Ｊ Ｓｏｕｌ Ｂｒｏｔｈｅｒｓの登坂広臣（２９）は高校卒業後、進路をあまり真剣に考えないまま、美容師専門学校に進学し、美容師になったという。しかし軽い気持ちで入ったために長続きせず、半年ほどでアパレル店員に転身。その後オーディションを経て三代目Ｊ Ｓｏｕｌ Ｂｒｏｔｈｅｒｓのボーカルになった登坂だが、そもそもＥＸＩＬＥに興味を持ったのは、ＴＡＫＡＨＩＲＯが元美容師だったのを知ったのがきっかけだったとか。仲がいいことで知られるＴＡＫＡＨＩＲＯと登坂だが、元美容師同士ということで話が合うのかもしれない。
宇多田ヒカルのモノマネでブレイクしたミラクルひかる（３６）も元美容師。兵庫県の高校卒業後、山野美容芸術短期大学を経て美容師となった彼女だが、そもそもの上京のきっかけは、カリスマ美容師になるためだったという。小学校３年生の頃からモノマネを始めたという彼女。美容師時代は、鏡越しのモノマネで客を笑わせていたのだろうか。
そして今やテレビで見ない日はないと言っても過言ではないマツコ・デラックス（４４）も、過去に美容師をしていたことがあったという。とはいえその期間はわずかで、高校卒業後に東京マックス美容専門学校を経て美容師となるも、すぐに「何か違う」と感じて退職したそうだ。ちなみにそんなマツコは、昨年８月に放送された『夜の巷を徘徊する』（テレビ朝日系）で六本木のハリウッドビューティ専門学校を訪問。２０数年ぶりに“ロッド巻き”などの美容技術にチャレンジしてみせた。
カットなどの技術だけでなく、容姿の良さやトークスキルなども求められる美容師は、芸能人同様に人気商売。もともと親和性が高いと考えれば、美容師免許を持つ芸能人が多いのも納得できる!?
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