和田アキ子「誰にでも勝てる気がした」窃盗犯逮捕の武勇伝を振り返るの画像
和田アキ子「誰にでも勝てる気がした」窃盗犯逮捕の武勇伝を振り返るの画像

 3月7日放送の『芸能人が実体験を告白! 最悪の一日』(テレビ朝日系)に、歌手の和田アキ子(66)が出演。楽屋荒らしをしていた窃盗犯を和田が捕まえたエピソードを明かし、お笑いタレントの小籔千豊(43)らを、驚かせる場面が見られた。

 VTRで紹介されたその出来事は約40年前に、特別番組の収録が行われた、中野サンプラザで起きた。他の出演者たちがステージで収録のリハーサルをやっていたとき、和田がタバコを吸うために楽屋に戻ったところ、不審な男を発見。和田は男が黒い手袋をしているのを見て、「誰ですか?」と聞くと、男は「西城秀樹の関係者です」と答えると、和田のバッグをつかんで和田に向かってきたのだという。和田が反射的に男に蹴りを入れると男は倒れ、和田は近くにいた管理人の男性に110番するよう告げて、男に「おまえ、後で待っとけ!」と捨てゼリフを吐いて、リハーサルに向かったのだという。

 この出来事は当時の新聞でも大きく取り上げられ、楽屋荒らしを捕まえた和田は、警視総監賞をもらうことになった。和田はこの出来事について「後から聞いた話のほうが、怖かったですね。前科(三犯)とか言ってましたから」「私のとった行動は、今は怖くてダメですね。軽はずみなことをしちゃいけないなって思います」と、その後は常に誰かと一緒に行動するようにしていると説明していた。

 VTRが終わり、和田はスタジオで「今みたいにセキュリティ、しっかりしてないからね。昔はフリーパスだったから、どこの局も」と、40年前だったからこそ起こった事件だったとコメント。続けて「あのときは、誰と喧嘩しても、勝ちそうな気がしたのよ」と当時の自身を振り返ると、小籔が「犯人にとっても、最悪の一日でしたね」とコメントし、和田を笑わせていた。

「実は怖がりとして有名な和田が、よく不審な男に立ち向かえたものと思えますが、まぁ、若くて闘争本能が勝ったんでしょうね。今は芸能人に近づく不審者というと、楽屋荒らしよりストーカーのほうが多いんでしょうが、和田の言うように、やみくもに立ち向かうのは危険です。警備員なり警察なりに、すぐ知らせたほうが安全ですね」(芸能誌記者)――ムチャは禁物!

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