ロッチ中岡創一「コカドケンタロウに救われた」コンビ結成秘話の画像
ロッチ中岡創一「コカドケンタロウに救われた」コンビ結成秘話の画像

 3月19日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、お笑いコンビ、ロッチの中岡創一(39)が出演。アンジャッシュの児嶋一哉(44)、ドランクドラゴンの鈴木拓(41)とトークし、コンビ結成のなれ初めについて明かした。

 中岡は小学校の頃からなんとなくお笑い芸人になりたかったという。そこで大阪吉本のタレント養成所であるNSC(吉本総合芸能学院)に入ったものの、「初めて彼女ができて、結婚したいなと思った」という理由で芸人を辞めた。そしてその後5年間にわたって結婚資金を貯め、彼女にプロポーズしたものの「“結婚には興味ないです”って言われて」フラレてしまったと話した。

 そして彼女からフラれた直後に、芸人時代に仲が良かった、現在の相方のコカドケンタロウ(38)が当時の相方に逃げられ、その人物の行方を尋ねるために、中岡に電話をかけてきたという。そこでお互いの近況報告をするうちに「まあ、失恋旅行じゃないすけど、“ちょっとプラッと、どっか行こか”って沖縄旅行に行って、その沖縄旅行が楽しすぎて、コンビ組んだんです」と、コンビ結成の秘話を明かした。

 コンビ結成後は順調だったかと聞かれた中岡は「順調じゃなかったですよ」と返答。ブランクがあったため、セリフを覚えられなくなっていたのだが、そんな中岡に対し、コカドは一切怒らず「やっぱ優しい人で。(セリフを覚えられないのは)想定内、想定内って言ってくれるんです」と寛容な態度をとってくれたのだという。

 しかし、自身のもの覚えの悪さに中岡がつらくなってしまい、解散覚悟で「俺、セリフ覚えられへんわ」と告白したところ、コカドは「ほな(セリフ)読むネタ考えるわ」と返答し、中岡が作文や日記を読み、コカドがツッコむというネタを考案。それをこなすことがリハビリとなり、最終的にまたセリフが覚えられるようになったと語った。

「天然ボケで、普通にしているだけで笑いを起こしてしまう中岡創一のキャラクターが、ロッチの最大の魅力。ドッキリ番組の常連になってしまうのも、納得です。相方のコカドケンタロウは、その魅力をよく分かっていたからこそ、中岡の復帰を根気よく手助けしたのでしょう。コカドがいなければ、中岡は芸能界に今もいなかったはず。二人がお互いに補い合う、コンビ芸人の理想形といえるでしょうね」(お笑いライター)――美しきコンビ愛!

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