元F1レーサー片山右京の“借金話”に、今田耕司も驚愕「少年ジャンプ?」の画像
元F1レーサー片山右京の“借金話”に、今田耕司も驚愕「少年ジャンプ?」の画像

 3月25日放送の『あるある議事堂』(テレビ朝日系)に、元F1レーサーの片山右京氏(53)が出演。現役時代の裏話を明かし、お笑いタレントの今田耕司(51)や博多華丸・大吉の博多大吉(46)らを驚かせた。

 この日は、“F1レーサーの世界の現実離れしたあるある”と題し、片山氏を含む3人の元F1レーサーが出演し、さまざまな裏話を語った。まずはじめに片山氏の話題が取り上げられると、大吉が「F1レーサーはどれだけ才能があっても、お金がないとなれない」と発表。意外な事実に、スタジオからは驚きの声が上がった。

 片山氏によると、国内のレースでチャンピオンになるほどの実力があっても、約10億円の資金を自分で負担することができなければ、F1レーサーにはなれないという。そのため、才能があるにもかかわらず、F1に出場できない若い日本人レーサーが山ほどいるそうだ。それを聞いた今田が「吉本は35万円でよかったよね、NSC(吉本総合芸能学院)の入学金な」とボケると、大吉も「年間ですから」と応じ、スタジオの笑いを誘っていた。

 片山氏も資金集めに関しては苦労し、22歳の頃には約7000万円の借金があったという。そんな中、支援してくれそうな人に会って借金を申し込んだところ、「ふざけんな、このクソガキ!」と一喝され、テーブルをひっくり返されてしまった。だが、最終的にその相手は「よし、分かった」と握手してくれて、翌日には1億円を振り込んでくれたのだという。このドラマのような話に、今田は「それ、(週刊少年)ジャンプかなんかのエピソードちゃいませんか?」「そんな、アホな~!」と目を丸くさせ、大吉も「現実の話とは思えない」と驚きを隠せないようだった。

「片山右京が活躍していたのはバブル真っ盛りの時代。その頃に比べ景気が低迷する現在は、資金の調達が格段に難しくなっています。片山氏も指摘していましたが、日本人のF1レーサーが久しく登場していない理由の一つには、お金の問題というのが、確実にありますね」(スポーツジャーナリスト)――実力だけでは、どうにもならないシビアな世界のようだ。

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