日本代表GK・川島永嗣の大活躍に、ネット民が「手のひら返し」!?の画像
日本代表GK・川島永嗣の大活躍に、ネット民が「手のひら返し」!?の画像

 3月28日に行われた「2018FIFAワールドカップ ロシア大会」アジア最終予選の日本対タイ戦。この一戦に出場した、日本代表のゴールキーパー川島永嗣選手(34)の大活躍ぶりが、ネットでの前評判を一変させたようだ。

 川島選手は、24日に行われた日本対アラブ首長国連邦(UAE)戦で、日本代表としては293日ぶりのスタメン出場を果たした。所属するフランスリーグの「FCメス」で、試合出場の機会に恵まれていないこともあり、試合前に川島選手のスタメン起用が明らかになると、サッカーファンからは疑問の声が噴出。「GKって、全然試合に出てない人が守れるほど軽いポジションなの?」「川島って応援団長だと思ってた」「キーパーは特に試合勘が必要。川島は実力も全盛期からほど遠い」「無失点はまず無理だから、最低でも2点以上入れないと勝てないな」と、ネットには厳しいコメントが上がっていた。

 しかしそのUAE戦で、日本代表は2-0で見事な完封勝利。川島選手は、前半20分にゴール前で相手選手と1対1になる場面があったものの、好セーブでチームを救った。そして続く日本対タイ戦でも川島選手は先発出場。安定した守りを見せ、ゲーム終盤には相手チームに与えてしまったPKを見事にセーブ。結果は4-0と、2試合連続の無失点勝利に貢献した。

 川島選手の大活躍が報じられると、ネットでの評価は一変。以前とは打って変わり、「まさに守護神!」「川島、本当にすごい」「川島の時代が、まだまだ続く!」「川島の時代は終わったとか言ってすみません」「やっぱり川島だね! 試合勘がなくてもこの内容」と、大絶賛のコメントが並んだ。

「川島選手のスタメン起用には驚きましたが、日本代表のハリルホジッチ監督(64)は、今回の代表戦を前に、『選手の経験』を強調していたんですね。川島選手は、長年日本代表のゴールを守り続け、ワールドカップにも2大会出場している大ベテランです。今回の2連戦は大事な試合でしたから、ベテランの強い精神力に託したのでしょう。狙いは大成功で、試合後、監督は“精神的に落ち着いたプレーで、完璧な試合をしてくれた”と、川島選手をベタ褒めしていました」(スポーツ紙記者)

 日本対タイ戦では、久しぶりに“好セーブ後のドヤ顔”を見せてくれた川島永嗣選手。今後まだまだ日本代表に必要な存在だ。

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