栗山千明『でも、結婚したいっ!~BL漫画家のこじらせ婚活記~』がお茶の間を凍らせたワケの画像
栗山千明『でも、結婚したいっ!~BL漫画家のこじらせ婚活記~』がお茶の間を凍らせたワケの画像

 フジテレビのスペシャルドラマ『でも、結婚したいっ!~BL漫画家のこじらせ婚活記~』が4月4日に放送され、大きな話題を集めた。

 同ドラマは、漫画家の藤本ハルキ氏による自伝的エッセイ漫画が原作。女優の栗山千明(32)演じる30代独身の“腐女子”BL漫画家が、婚活に悪戦苦闘する姿を描いたラブコメディだ。夜10時から放送されたこのドラマでは、冒頭から栗山が「BLとはボーイズラブの略称で、男性同士の恋愛を妄想し、ひたすら傍観者として楽しむことをいう」と説明。その他にも栗山の「尊い……」というつぶやきに、「BL仲間たちの中で最上級に大切な事柄をさす」とテロップで解説が入るなど、BL文化を紹介する内容にもなっていた。

 クールビューティーなイメージのある栗山は、この作品で黒縁メガネにぼさぼさ頭という地味な腐女子役を熱演。しかし、ふだんからBL文化に親しんでいる人は、いま一つドラマを楽しめなかったようだ。

 SNSなどには、「いきなりBL漫画家のドラマ始まってめっちゃ気まずかった」「お父さんがBL漫画家のドラマ見てる……お茶の間にBLって単語流れるの居たたまれないんだけど!」「腐女子バレしたらどうしてくれるの!」といったコメントが続出。一緒にテレビを見ていた家族と、気まずい思いをしてしまった視聴者が少なからずいたようだ。

「昨年4月の『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で、BL特集が放送された際も、ネットでは“地上波でBL特集とか正気か!”と話題になっていました。このときは深夜番組でしたが、今回は家族で見られる時間帯での放送ということもあり、大きな騒ぎになってしまったようですね」(漫画誌編集者)――今後はBL文化のゴールデン進出もある?

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