雨上がり決死隊『映画クレヨンしんちゃん』再登板への想いの画像
雨上がり決死隊『映画クレヨンしんちゃん』再登板への想いの画像

 日本一有名な5歳児、クレヨンしんちゃんこと野原しんのすけ。子どもだけではなく、大人まで虜にしてしまうしんちゃんの劇場版アニメが公開されて今年で25周年を迎える。新作映画のタイトルは『襲来!! 宇宙人シリリ』。ある夜、突然野原家にやって来た宇宙人シリリの謎のビーム・バブバブパワーで父・ひろしと母・みさえは若返り、子どもの姿に。元に戻るにはシリリの父が放つスクスクパワーを浴びなければいけない。かくして野原一家はシリリの父を探すために日本縦断の旅に出る……というのが今回の物語だ。

 劇場版しんちゃんと言えば毎回ゲスト声優が話題だが、今回はお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹の二人が出演。実は雨上がりの二人は、大の大人たちが涙したシリーズ10作目『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』にも参加、実に15年ぶりの登板となった。

「前回は、嫁から“今日は何の仕事?”と聞かれて、“クレヨンしんちゃん”って答えたら、そんな仕事があると思われなかったからか、“『クレヨンしんちゃん』の仕事って何?”って言われたまま、無言で家を出てきたのを覚えています。そうしたらなんか変な空気になってしまって……(笑)。今回、再びオファーをいただけて、すごく嬉しかったです」(宮迫)

 続いて蛍原は、「“アッパレ!”の時は“わぁー!”とか“あぁー!”とか叫んでばかりで、セリフを言った印象がなかったので、今回のオファーの話を聞いたときは“やっとセリフのある役が来たな”って。僕も結婚して今、しんちゃんと同い年の5歳になる娘がいます。このタイミングでのオファーには運命を感じますね。今回は娘にも自慢できます」(蛍原)

 宮迫が演じるのはシリリの父親。地球征服を企む、いかにも悪キャラっぽくいやらしい感じと息子・シリリに対しての厳しく過剰な愛情表現を見せる“毒親”っぷりは見事。一方、蛍原が演じるのは謎のエージェント・モルダダ。淡々とした短いセリフ回しがかえってミステリアスな雰囲気を醸し出している。ぜひとも劇場でチェックしていただきたいところだ。

『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』は、全国東宝系にて現在公開中。

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