『小さな巨人』香川照之に、「最終回の土下座」を期待?の画像
『小さな巨人』香川照之に、「最終回の土下座」を期待?の画像

 長谷川博己(40)主演の新ドラマ『小さな巨人』(TBS系)の第1話が4月16日に放送され、13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好スタートを切った。

 このドラマは、巨大な警察組織の中で長谷川演じる所轄の刑事が奮闘するという物語。劇中には岡田将生(27)や手塚とおる(54)といった、主人公と敵対する警視庁の面々が登場するが、その中でも捜査一課の課長を演じる香川照之(51)の“ヒールぶり”が早くも注目を集めている。

 第1話では、警視庁捜査一課のエリート刑事・香坂真一郎(長谷川)があるミスのせいで、所轄の警察署に左遷。その左遷の決め手になったのが、香川演じる上司・小野田義信の“裏切り”だった。

 香坂を陥れた小野田だったが、捜査一課に戻る道をちらつかせて香坂を思い通りに動かそうと画策。しかし最終的に香坂は、その狙いを見透かし、「私は所轄刑事として、捜査一課のあなたと戦ってみせる」と宣戦布告する。

 主人公と対立する悪役である小野田を、香川は激しい演技で熱演。その迫力のあるキャラクターや、主人公を“島流し”にして陥れようとする設定から、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)の大和田常務役を思い出した視聴者も多かったようだ。

 ネットには「香川照之のキャラがまんま大和田常務で笑った」「小さな巨人見たけど、やっぱり香川さんが大和田にしか見えず」といった感想が続出。さらには「香川照之、半沢直樹みたいに最後土下座してくれよ!」「まだ初回だけど、香川さんに土下座してほしくなる半沢直樹感」と、作品自体まで重ねるような感想もあった。

「香川が『半沢直樹』で演じた大和田常務は、半沢直樹(堺雅人/43)が最後に対峙する“ラスボス”的な悪役でした。最終回で香川が演じた土下座シーンは、ちょっとした社会現象にもなりましたし、まさにドラマ史に残る名シーンですよね」(テレビ誌ライター)

 悪役としての演技に定評のある香川照之。『小さな巨人』も、『半沢直樹』のような大成功を収めるのか注目だ。

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