木村拓哉(44)が主演を務める映画『無限の住人』が、ついに公開。同映画は、沙村広明氏原作の人気時代劇コミックを実写化したもの。一部では「実写映画化は不可能」とまでいわれていた作品だけに、注目を集めています。
今年はこの他にも、人気漫画を実写化した映画が多数ラインナップされています。そこで今回は、今年公開が予定されている漫画原作の実写映画の中で「もっとも期待している作品」を10代から40代の男女100人に聞いてみました。
第3位に選ばれたのは、Hey!Say!JUMPの山田涼介(23)主演の『鋼の錬金術師』。原作コミックは、全世界で累計発行部数7000万部の大ヒットを記録。テレビアニメ化もされ、アニメ劇場版も作られた超人気漫画です。主人公のエドワード・エルリックを山田が演じ、その他のキャストも本田翼(24)、ディーン・フジオカ(36)、松雪泰子(44)など、豪華メンバーが勢ぞろい。選んだ理由として「山田涼介が出てるから」(23歳女性)、「ディーン・フジオカが好きだから」(29歳女性)など、イケメン出演者に期待する女性からの支持が多かったです。
第2位には、荒木飛呂彦氏の人気コミックを実写化する映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がランクイン。主人公のジョジョこと、東方仗助を演じるのは山崎賢人(22)。この作品では“スタンド”と呼ばれる、特殊な能力を使う登場人物たちが活躍します。この映画を推した人たちからは、「あの奇妙な漫画を人が演じるということに興味がある」(27歳女性)、「原作にどこまで近づいているかを見たい」(33歳男性)と、実写化への興味を示す声が多く上がっていました。
そして第1位に輝いたのは、小栗旬(34)主演の『銀魂』。同作は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の大人気コミック。“天人(あまんと)”と呼ばれる宇宙人が襲来した、江戸末期が舞台のコメディ作品です。選んだ人からは「監督のファン」(27歳男性)、「原作が好きなのと、監督が好き」(19歳男性)との意見が。ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)など、コメディに定評のある福田雄一監督が手がけるだけに、期待している人が多いようです。また、「キャストもハマってる」(35歳女性)、「キャストが豪華」(30歳女性)と、小栗をはじめとした豪華出演陣を理由に挙げている人も目立ちました。
ちなみに、男女別で見てみると、男性の1位は『ジョジョの奇妙な冒険』、女性の1位は『銀魂』という結果でした。
人気漫画の実写化は、どうしても賛否が分かれるところ。しかし、最近では成功している作品も多いので、原作のファンは寛容な気持ちで見るのが良いのかもしれませんね。
◆もっとも期待している「漫画実写化映画」ランキング
第1位(19%):『銀魂』
第2位(13%):『ジョジョの奇妙な冒険』
第3位(12%):『鋼の錬金術師』
第4位(10%):『先生!』
第5位( 8%):『亜人』、『鎌倉ものがたり』
第7位( 7%):『ピーチガール』
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/